最後に。前回同様、今回も片山潜水のマコトさんにお世話になりました~
ダイビングは3日間ともマンツーマンで、とても贅沢な時間だったな~と改めて思いました。
お世話になったお礼に、通称マコハゼ(ベニハゼ)を・・・
最終日の夜に皆既月食を見れたし、星は1つ1つが大きくてたくさ~ん輝いてました
何日もパソコンから遠ざかってる上に、毎日青い海や緑の木々や星を見てて、目にやさしい生活をしていました(笑)
サイパンでは結構あるそうですが、停電も経験してきました。
1時間くらい真っ暗でした。
都会だったら、blogの更新中だったのに~とか、見たいテレビが始まっちゃうよとか、あついよ~とか。
凄く慌てると思うけど、ここはサイパン。
広~い部屋でろうそくのあかりを見ながら静かに過ごしていました。
さ~て、今度はいつ頃行きましょうかね~
三角穴から外洋に出て左方面へ行き、ハゼスペシャルとなりました。
まず、上の写真は名のないベニハゼ。
「紅」だからベニハゼじゃないんですね。
たくさ~んのベニハゼを見せてもらいましたが(6種類くらい)、どれも見た目が全然違うので、ベニハゼ達がキレイに分類されたら面白いだろうな~、と思いました。果たしてそんな日は来るのでしょうか??
でも、今でもなかなか名前が覚えられない私のアタマ。かなり混乱すると思うけど
1本目より三角穴の上が青く光っていました
多分これもベニハゼ??
ほかには、アオギハゼ、オヨギベニハゼ、コクテンフグ、ロボコンなどなど。
グロットは、景色も生物も最高です~ 今回も2本潜れてよかったぁ。。。
8月28日1本目は、大好きなグロット
で、突然ですが、水中でガイドさんに『カメラ貸して』と言われたので、『マコトさん遂にデジカメに興味を持ったか!?!?』と思ったら、私に向かってカメラを構えてました
ひぇ~~~、わ、わ、私ですか~
という訳で、緊張の1枚。だって水中で写真を撮られることってそんなにないので。
折角大好きなグロットでの撮影なので、ももなし。マジメに撮っていただきました。
一応笑顔なんですが・・・・・・・って、分かるはずもなく
この写真は大切にします。マコトさん、ありがとうございました~
2月に来た時も青い光に感動したけど、やっぱり夏の方がより強い光かなぁ
1本目は、穴を出てまっすぐ進み水深30mまで潜りました。
お目当ては、ヘルフリッチだったのですが・・・・・・・いませんでした~~~
2月のときも見れなかったし、私はヘルフリッチに会えない運命なのかも。。。
で、ヘルフリッチがいた場所はハタタテハゼの村と化してました。
写真に入りきらないハタタテハゼもたくさんいて、数えてみたら「15」は確実にいました。
ほかには、アオスジスズメダイ。名前のとおり青い筋が光った水色のようでキレイでしたよ。
それから、マイチョコウミウシ。初めて見ました。
ここで、グロットの水面写真を
グロット経験者の方々はよ~くご存知だと思いますが、正面の岩からドボ~ンとエントリーします。
写真だとそんな高さに見えないのが残念・・・。結構高いですよ(笑)
それで、岩の後ろに110段(だったかな?)の急な階段があります。
簡単に言うと木のなくなった頂上がゴールと思っていただければ・・・。
ダイビング器材のセッティングは上でするので、タンクを背負って階段を往復します。
まぁ、行きは降りるのでそうでもないですが、帰りは上りなので最後の10段くらいはキツイですかねぇ~。でも、『キツイですかねぇ~』と言いつつも、何度でも潜りたいところ。
だって、潜降したら、すぐ目の前に青く光る三角穴があるんですよ
辛さも忘れちゃうんですよね~~~
まずは、イエローカーディナルフィッシュ(Yellow cardinalfish)です。
黄色よりももっと光ってて、金色のように見えました。
次は、クサイロモウミウシ。
どこまでも続く砂地に緑の木が1本。そこには大きなてんとう虫が
って見えるかもしれないけど、実際はずずずぃ~~っと顔を近づけて『いた♪』という感じです(笑)
砂地では、ガーデンイールが食事をしてて、その近くにたくさ~~~んのリュウグウベラギンポがいました。
あとは、ひたすらコビトスズメダイとゼブラハゼを観察していました。
コビトスズメダイは、目が大きくとってもかわいらしくて大好き
ちなみに、オブジャンビーチと言えばモンツキ村!と思ってましたが、今回はウイングで見たし(思えば2月に来た時に散々モンツキ見たし)、のとおりモンツキ無視のダイビングとなりました。モンツキ村の子たち、ごめんねぇ。。。
これで2日目もあっという間に終了。翌日はいよいよダイビング最終日ですが、私の大好きなところに連れてってもらいました(続く)
2本目は、いよいよフレミング♪
ここもテニアングロットと同じくどこまでも落ちてるように見えるドロップオフ。
ここでは、水深40mにいるニラミハナダイが目当てです
最初に流れてたから2本目にしたものの、結局流れてていろんなところをつかまりながら移動しました。
前のカメラはBCにつなげてたので、撮らない時は両手を使えるようにしてたんですが、今のカメラは富戸以外ではBCにつなげてません。
『流れてるところを片手でつかまりながら進むのって大変~。やっぱBCにつなげなきゃな~~』
今更ながら呑気にそんなことを考えつつ深場へ~。
お目当てのニラミハナダイ・・・バッチリいましたけど、結果はご覧のとおり
何とか撮ったどぉ~~~って感じかしら とっても鮮やかでキレイな色だったんですがねぇ
この1本で学習したこと。○○だけを見に深場へ行くダイビングは苦手だ~~~、そういうプレッシャーにはめっぽう弱いようです
そんな訳で、目にはしっかり焼き付けてきました
浅瀬に戻って、イワサキスズメダイやメガネゴンベなどを観察しました。
こちらはイチモンジスズメダイかな。
浅場に戻ってきて平和な(?)景色を見たときに、なぜかすごくホッとしました
40mは初めてじゃないのに、なんでだろう~??
これでテニアンダイビングは終了。テニアンブルーをあとにし、サイパンブルーに戻りました~~
この日は『湖みたい~~~』って感動するくらいぜ~んぜん波のない静かな海でした。
テニアンに行きたいと事前にリクエストしていたので、ボートでテニアン島へ
1時間以上かかる遠い島だと思い込んでたんですが、30分くらいで行けるし、サイパンからしっかり見えるんですね~。そこまで近かったとは。。。
1本目はフレミングの予定でしたが、かなり流れてたのでテニアングロットに変更
前日に、『下まで見えちゃうところは怖いかどうか?』って話になったんですが、そう聞かれてもそこまで見えちゃう海で潜った事がないので(というか、むしろ全然見えない海の方が多いので)答えられませんでした。
まぁ、中層を泳いでる時の空を飛んでるような感じの、もっと高~~いところを飛んでる感じなんだろうけど・・・とは思ってましたが。
で、実際に下までバッチリ見えちゃうところに連れて行かれると、ガイドさんが笑いながら振り返って『大丈夫?』と聞いてくる。
私は、随分落ちてるなぁ~と思いながらも大丈夫と返事をする。
そしたら、『-80mくらいあるよ』と。。。
あわわ~、実際の数字を言われた途端にドキドキしました~~~
そのあとは、写真のような穴に入ったり、壁の隙間からエア(他のダイバーのかな?)が出てるのを見たり、青い景色を眺めてたり
唯一生物の写真を撮ったのはこちら。
シマイソハゼSP。赤と青の縞々がキレイなのですが、ボケ気味の写真しか撮れなくて残念でした。
付近に3匹もいましたよ。
私のウエットスーツは5mmですが、この日から3mmウエットを借りました♪
レンタルだけあって、首周りがブカブカで海水が結構入ってくるんですが、相変わらず30℃以上ある海水なのでこれがまた気持ちいい~~
という訳で、前日は暑いな~と思ってた水温も、この日から快適水温となったのでした~
3本目は、サイパングランドホテル前のビーチ(笑)
こんなところを潜ってるショップは他にないんじゃないかな~と思うくらいマニアックです。
だって、ここは水深1~2mのとっても浅いところ
場所によっては立つと顔が水面から出ます
上はサラサハゼの黒。黒は日本にはいないそうです。ペアで巣作りをしていました。
それから、ナポレオンの子供を見ました
これが泳ぐのが速くて、ず~っと追いかけてましたが一定以上近付かせてくれません。
しばらくして、大きい土管のようなものの周りを回ってることに気付き、追うのをやめて待ち伏せした途端、ヤツはルートを変えました
たかがナポレオンの子供に完全に見抜かれてたなんて・・・悔しいけど私の負けでした
お粗末ですが、証拠写真↓
これは、サビウツボかな?
ウツボにしては(?)結構かわいくて、私が近付くと後ずさり、私が離れると前進してました
ほかは、オニハタタテ、白いヤツシハゼ、フタスジタマガシラなどなど。
ほかにもいろいろいたんですが、私はナポレオンの子供とサラサハゼ、ヤツシハゼで時間一杯でした。
水温は、32.7℃
暑すぎて途中で苦しくなっちゃうくらいでした~
2本目もウイングビーチ
2本目は、あまり遠くまで行かずに浅瀬でガツガツとウミウシ撮影~♪
ヨゾライボウミウシ、ムカデミノウミウシ(色が少し違うのを2種類)、イガグリウミウシ、タスジミドリガイ、チゴミドリガイ、シロスジヒオドシウミウシ・・・
初めて見るのもいて、大満足でした~♪
これは、ミスジアオイロウミウシの変異種。
このウミウシは、前回のサイパンでも見たんですが、名前が分からなかったものです。
お尻を向けた後ろ向きの写真デス。。。
ゴマフビロードウミウシ。左側に私の指が写ってるので、どんだけ小さいかお分かりかと思います。
でも、これでもサイパンでは大きい方のウミウシだそうです。
それから、サイパンのカンザシヤドカリ 前回は、「あれも、これも」といろいろ目的があったので、すっかり見忘れましたが、今回はバッチリ見つけてきました。(一番上の写真)
日本のと違って赤いマニキュアをしてるんですよ。とってもかわいい~~~
私にとっては凄く珍しいゼブラハゼも、サイパンでは普通にたくさんいました
モンツキカエルウオ。何かを考えてるとこ。
ほかには、マダラタルミの子供、ギンユゴイの大集団(1本目はバラバラだったのに、2本目はちゃんと「玉」になってました!)、イワサキスズメダイ、ニラミカサゴなどなど。
青い海に背を向けてのウミウシ撮影会、楽しかったなぁ~~~(笑)
夏限定と言っても、この日まで3週間くらい荒れててず~っと潜れなかったそう。
私はすごくラッキーでした
ラウラウビーチも器材を背負ってからかなり歩きますけど、ウイングビーチは更に更に歩きました!!
遠浅の海を見ながら白い砂浜をビーチの奥までしばらく歩き、海に入ってからもしばらく歩き・・・。
サイパンのダイビングは体力が必要ですね~ でも全然苦じゃないけど♪♪
右側の岩場伝いに潜りました。
左方面のナンヨウハギ赤ちゃんが沢山いるところへ行きたかったのですが、左は流れてるという事で諦めました。
でも、おかげでお休み中のに近づけましたよ
次は、まっくろのチョウチョウウオ、トンプソン。
トンプソンって、ふつう~に人の名前みたいですけど。。。
確かハワイの固有種と言ってたような・・・。珍しいそうです。
アカマツカサは日本でも見てますが、写真が撮れたのは初めてです。これもストロボのおかげ。
ほかに、バラフエダイ(サイパンでは普通にいるそうですが、私は初めて見ました。顔が怖い。。。)、ギンユゴイの大集団、ゼブラハゼ、オレンジフィンなど。
帰りに、ナンヨウハギの赤ちゃんを10匹くらい見れました
ナンヨウハギとは・・・・映画『ファインディング・ニモ』のドリーです。って、説明しなくてももう有名ですよね。
赤ちゃんは多分2~3cmくらいで、サンゴから出たり入ったりチョロチョロしてました。
落ち着きがないのでとても写真は撮れませんが、サンゴの少し上に大量に出てるとすごく絵になると思います。
私が見たのは少なかったし、臆病ものたちであまりサンゴから出てきてくれませんでしたが、それでも十分かわいさは分かりました~
水温は、な~んとっ 30.3℃(笑) ぬる~いです
1本目は様子見もあって、見た魚は少ないけど一つ一つ「じっく~り観察」でした。
2本目は「ガツガツ」見ましたよ~♪
何を「ガツガツ」かはお楽しみに~です
日本のように蒸し暑くなくて、心地よい暑さだし夜は風が気持ちいいし、とても快適な気候でした~♪
帰ってみたら、なんだか虫に刺された跡が体中にあり、足にはたくさんのアザが・・・。
一体サイパンで何してたんだ!?って感じですが、ちゃ~んとダイビングをしていましたよ。
まずはグロットの水面を見上げた写真を・・・。
下の方に魚の影が
ところで、タイトルの「1回の旅行で2回出入国」とは(笑)
初の海外一人旅だったので、国内とは違って一応緊張してたんですが、サイパンでボケ~ッとしてたらそのままボケボケだったようです
帰りの便は名古屋経由だったんですが、名古屋で飛行機を降りて乗継の方へ行かず入国の方へ行ってしまったんです。
入国審査も通り過ぎて、荷物受取のかばんがグルグル回ってるのを見て初めて気付きました
ノースウエストの方に書類を書いてもらって、そのまま税関を抜けてとりあえず入国。
国際線出発フロアで出国手続。別のNWの方に連れられて、セキュリティチェックも出国審査も列を無視してすぐにしてもらいました。
そして乗継便に乗ったのでした~
手続上、名古屋でも成田でもいちいち説明して通るため、いろんな場所でビックリされたんですけど(かなり恥かしい)、こういう間違いをする人ってあんまりいないんですかねぇ。。。きっといると思うんだけどなぁ。
でも私のパスポートには『帰国 CHUBU』って、今後名古屋近辺に住まないと押されないようなハンコが
しかも、2度目の入国はパスポートに押さないそうですが、成田の入国審査の方が押してしまい、『帰国 NARITA』の上に赤で『VOID Narita Airport』のハンコが押してあるちょっと珍しいパスポートになりました
まぁ、とりあえず予定どおり帰ってこられて良かったです(笑)
っていうか、乗継が日本で本当に良かったぁ