のぼさん趣味のブログ

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鉄道と料理の紹介です

合格率は○○パーセント

2023年02月10日 | 建設業

施工管理技士に合格できないのは

難しいのは基本を学んでいないからだと思う。
実務では「工期や予算管理」を求められるので、肝心の「施工の品質管理」が疎かになる。

これが、試験に受からない原因だと思っています。

試験に求められるのは「施工管理技術者」としての品質管理です。
品質管理の基本が解らないから、受かる道理が無い訳です。
不合格の理由を
仕事が多忙で、休日が無いからと嘆いている方が居られますが、それは、違います。
そういう状況下でも合格する方がおられるので、言わない方が良いです。

どうしても合格したいのなら「工期と予算管理」と「施工の品質管理」を紐づけて考えるようにしたら良いと思う。

事実、物事を単独で捉え覚えると「忘れてしまう」と終わりです。
加えて、覚えてしまっている事実を復習しないこと
時間が勿体ないし、覚えたという自己満足しか残りません

具体的な例

一日で「96立法メートル」のコンクリートを「8時間で打設」しなければならないと仮定します。
一時間で12立法メートルを打設し、一台(10トン車)当たり20分で打設しなければなりません。
また、気温25度以下では120分(練り混ぜから打設完了まで)という制限が加わります。

今回は「勉強の方法」が主題なので、詳細は割愛しますが、

チェックすべき事項は
・コンクリートの運搬時間
・打設計画(打設部位の順番・配管計画・人員配置)
等になります。

これを「グループ」として覚えるのが良いと考えています。

「コンクリート」というお題が出れば
・配合(設計強度の確認)
・打設計画(打設数量と見積もり数量の確認)
・気温(補正強度の有無や打設完了時間)
というように覚えてしまえば「スイスイ」と「情報」が頭から出てくるはずです。

私が導き出した情報には「工期と予算管理」と「施工の品質管理」が含まれています。

これらを、分けて覚え、関連性を考えなければ、忘れたら終わりです。

私は、このようにして覚えて理解するようにしています。

これが、施工管理試験の勉強方法だと思いますが、どのように感じますか?

合格点に至らない原因は、解らなかった問題があるからですよね
解らなかった問題を処置していないから、翌年も不合格になるのです。
勉強をする場所を間違えているのです。
覚えたことの復習なんて要らない
不得手な分野と、覚えたことと他の関連性を考えた方が、効率が上がります。

沢山の知識を求められる試験ですが、満点を求めてはいません

しかし、必ず実務の経験を記述しなければならない問題が出題(二次試験)され、これが解けない書けないと不合格と一般的に解釈されています。

おそらく、実務において「幅広い知識の関連性を考えて実践している」のかを問うているのでしょう。

これが、施工管理試験の主題ではないでしょうか?

合格出来ないのは、点数が足らないからですよ!は常識です。

でも「必須の記述問題」が「幅広い知識の関連性を考えて実践している」を求めている限り、その「関連性と応用力」が無いと、合格できないと考える方が正しいと思っています。

私は、覚えた知識を実務で用い正しく運用すること、また、「監理技術者の講習義務」を定め、継続的に正しい知識を学び続けることを、施工監理技術者に求めているものだと解釈しています。


変形増大係数に気付かなかった話

2023年02月06日 | 建設業

鉄筋コンクリートのたわみ計算沼にハマったよ

私は1級建築士ですが、構造設計が専門ではありません

今回は、概算見積をしていた時に悩んだ出来事です。

積算に「構造計算」と不思議に思われるでしょうが、
理由は、構造体がこの建物の重要性を問うているからです。

精密機械が設置される建物に、通常のスパンの「1/10の梁成」では危険すぎるだろうと

私が定めた目標値は、たわみが「1/1200以下」です。

結果としては、スパンの「1/6」という断面になりました。

曲げ・せん断は余裕が有り過ぎる設計になりますが、たわみも実は重要なんです。

ですが、自身の実務でこういう「たわみ問題」が出てくるのは稀です。
しかし、検討をしていない訳ではありません。

と言いますのは、普段は「鉄骨構造」が多いんですよ

知らない人は「はぁ」となるのですが、鉄骨材料は鋼材表に
断面係数・断面二次モーメント等の数値が書いてあります。

H*400*200*8*13なら・・・・・というように

これなら、ちょちょいと計算が出来るんですよ「簡単」にね!

だから、私は備忘録的に「計算」をしています。

これが、今回のトラブルに繋がっています。

んんん!?でしょうが

鉄骨構造の変形増大係数が「1」ということに意識が無かった。

だから、鉄筋コンクリートならば「8倍若しくは16倍」しないとダメなんです。

今回、私の導き出した答えは、8倍若しくは16倍小さい値になっています。

これに気付いたのは、手計算とソフトの計算で「一桁合わなかった」からです。

実際は、手計算が「0.6ミリ」ソフトが「5ミリ」

全然違うのですが、ソフト側が切り上げて「5ミリ」にしていた事も重なり、
一桁間違えていると勘違いしてしまいました。

一桁目が既に違うのに、6と5=近似値と思う時点で、脳みそが可笑しいのに気付くべきでしたが、私にはそんな柔らかな考えはないようです。

ちなみに私と同じような間違いをした人は、ネット上では見付けれませんでした。

これが、気が付くのが遅くなった原因でもありますが、気付いて本当に良かったと思っています。

 


私が技術者だからそう感じる?いや違うと思いますよ。それも気にしないようにしようと思った話です

2022年11月07日 | 建設業

「現場監督の素質が無い」と感じてしまった話

↑ これを書かない(読まない)と、タイトルの意味が伝わらないです。

えぇ~その人が言うにはですが

職人さんが収め方を判断して工事を進めてもらう

とのこと

僕は写真を撮らないとダメなので大変です???

う~ん「会話が成立しない」です(笑)

「手配」をすること、「写真を撮る」のが現場監督の仕事と思っている

これは「住宅系の現場監督?」をされている方に多い特徴です。

実際に10件くらい掛け持ちするので「仕方がない」という風潮があります。

しかし

職人さんが判断して工事を進めるのではないし

写真を撮るだけが現場監督の仕事ではない

この考え方を否定はしませんが、私は建築技術者ではないと思います。

こう考えてしまうのは、以下の記事を読んだことも少なからず影響しています。

最近読んだ記事に「指示待ちでは、使えない人になる」ような事を書いていました。

私もそう感じて、色々書いている一人です。

ところで

現場監督に求められるものは「何?」なのだろうか?

建築を知らないと解りずらいと思いますので

プロ野球の監督を例えに書いてみます。

監督はチームが試合に勝つことが仕事であり、

チームを纏め、コーチ・選手に適切な指示を与えるの事が求められる

指示を出す立場なので、指示に従わない若しくは従えなかった人を試合で使わないことも出来る

第三者からみると、非情な采配・指揮にとれることもあるが、それを逸するとどうなるでしょうか。

当然ですが「クビ」になります。

目的を達成するためには、ちゃらんぽらんな指揮官は不要ということ

しかし、コーチ・選手が指示通りに動いて、試合にも負ける事もあります。

この責任を取るのが「チーム監督」なのです。


ここで、話を戻して「現場監督」を再度考えてみます。

監督は、確かな品質の建物を提供するのが求められています。

それを完遂するために、日夜、職人さんたちに「指示」「確認」を行うのです。

現場監督(施工監理技術者)に幅広い知識が求められるのは、これらを行うためです

そこだけを見ればハードな仕事だと思えますが、実は違う

監理を求められているのであって、直接作業をする必要はない。

肉体労働のように見えますが、実は「頭を使う仕事」なんです。

そして、知らないことも多く、色々な方々にアドバイスを求めることも実際にあります。

監督さんも万能ではないので、監督を支えるコーチがおります。

ただ、アドバイスをどう解釈し、どのように実行するのを決めるのは「現場監督」である。

先述の考え方では

「職人さんが考えて何とかしてくれるだろう」という考えに至ります。

あえて「人」と書きました「監督」では無いからですね。

仮にそうだとしたら「仕事以上のお金を払う必要がある」のを知って欲しい。

人に考えてもらうことは、サービスを提供してもらうのであって

私は、サービスに対しては「対価を支払うべき」と考えています

だれが、タダて教えるんだよ、余計にお金も掛かるんやで・・・

と、心の叫びが聞こえます。

なぜ、このように作業できないか!?と言えないのだろうか

もう、他責にするのが見えています。

あの方が、そっちの方が良いと思うと話されたので、任せた・・・というに決まっている

よく考えてほしい

選手に判断を任せ、選手が盗塁に失敗したら。選手が責められるのでしょうか?

判断を任せたのは監督だということを忘れています(笑)

とまた「愚痴」を書いてしまいましたm(__)m

 

ここまで、お読み戴き誠にありがとう御座います。

以前の私なら「技術をタダ」で教えていました、また、新しいの覚え取得すれば良いだけだと思っていたため

しかし、その考えは「取引先」や「メリットを感じる人」しかやらないと改めました。

私は「私にやってもらえる」という風潮を消したい

なんでも「対価を要求はしません」が、もう疲れた

私は、HSPなのかと感じています。

※生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。

私が考え方を改めよう!と、思った後に見つけたものですが

私は当てはまりすぎていて「怖い」です。

そして、対処(解決)方法が、私が考えに考え付いた方法とほぼ同じ

違うところは

相手が考えて解決すべきことを、こちらが悩み続ける必要はない

愚痴は書きますが、職場やそれ以外の場所では意識しないようにしていきたいですね(^^♪


構造計算はなんか難しそうって、避けていませんか?

2022年10月19日 | 建設業

過去には私もそう感じていました。

建築の学校を卒業している人は、最小限の構造計算を学びます。

でも、忘れている場合が多いです(笑)

そして、勘違いしないで下さい!

施工技術者・建設現場であっても「仮設物の設計」をしなければならないことを、例えばですが「外部足場の構造計算」というのがありますよね!

自分が詳細に計算出来なくても良い、ただ、これを理解しいないと「間違いに気づくハズがない」です(笑)

今回は、私の備忘録のために

簡単にですが、建物の柱寸法を概算で求める方法をご紹介いたします。

※要は「仮定(設計)した重量から力の流れを考慮して、部材(柱・梁)の安全性を確かめる作業

概略(実際の作業の流れ)

1.常時(字の如く常に支えるべき重量)の重量に対して
  
  建物の重量を求める→使用するコンクリートの設計強度を決める→断面算定

2.短期の荷重に対して

  建物の重量と建物の高さ・種類から地震力を求める→断面算定

おおよその場合は「2」の地震力(稀に暴風時もあり)で決まりますので、短期荷重に対して検討するのが一般的になります。

そして、建物の重量ですが、鉄筋コンクリート構造の場合は、1m2(1m×1m)辺り「900~1200kg」ぐらいの重量を想定します。

この900kgから1200kgというのは一般的な数字ではあります。

ただし、実際に建物を耐震診断する場合は「固定重量並びに積載重量」を計算しなければ意味がありません。

ここで上記の重量を基に、上からの重量(長期荷重=常に支える必要がある荷重))を支えると仮定し計算を進めていきます。

好きじゃなかった組体操の「人間ピラミッド」の最下段の人を想像して読み進めて下さい。

ここからが本題

この場合だと419mm→450mが一辺の寸法になります。

ただ、地震時や暴風時(短期荷重)の検討も必要です。

地震時の検討を考慮すると500mmが一辺の寸法になります。

通常、最上階以外は「短期荷重時の応力」で断面が決まりますので、長期荷重で検討することは稀です。

また、このように「仮定に荷重」に対して「断面」を求めないと

肝心の鉄筋の本数を求める事は出来ません(今回は説明を割愛)


では、必ず一辺を500mmにしなければならないのか?

実は違います。

鉄筋に「せん断力を負担させる」場合もあります。

全てではありませんが、ルールに従えば問題はありません。

どういうことかと言えば

全体の350KNから「コンクリートの分」450mm×450mm×1.46N/mm2=289,575Nを引いた

54,350Nを鉄筋に負担させます(あくまでも理論上の話です)

これの計算式が下図のようになります。

改めると「550mm×550mm」がほぼ正解になります。

では、先ほどの長期荷重はどうなるのか?

安全率が「0.52」になります。

でも、中に鉄筋が入っているので「断面を減らす必要がありますよね?」

ある程度理解できる人なら、こう思ったと思います。

しかし、実際は下記のような理由で考慮しません

私は、構造設計者では有りませんが「これくらいは理解できます」

そして「柱」は、下図の様に検討内容が多い

この知識が役立つのかは私にもよく解りません、ただ、知らないと恥ずかしいです。

これを詳細に解説すると面白くワクワクしますが、時間があれば作ろうと思います。


建設業界のアカンとこが「AI(人工知能)」の事を調べたら見えてきた?

2022年10月08日 | 建設業

のぼさんが「建築業界のアカン」ところを、またまた、書いてみます。

その前に、

またまた、現場監督の方は忙しくて「試験勉強する時間がないので、かわいそう」っていう発言を聞いてしまった。

その方も、なんでそう思うんやろ!と不思議に思う。

なので、「自動運転免許証」「健康保険証」を知人でも貸しませんよね!

と言い返した

相手は???

補足説明で、私は

1級建築施工管理技士が必要な仕事が取れても、資格は貸さないよ!

取得済みの人は。取れないやつの為に貸そうとは思っていないよ!

とね

取れない人の擁護する必要なんてない

忙しいから取れない人は、暇だと取れるのかと聞きたい

例の病気で暇になっとるけど、私の勤め先で「合格者は居ない」

これが答えである。

 

ここからが本題です。

現場監督の仕事でも、設計の仕事でも資格が必要な業務に携わるのなら「資格は必須」と考えて欲しい。

また、クライアントが、初対面の人を測る指標は「資格」以外ないと思って欲しい。

そして、私の指標も「資格」なのです、

その指標で「区別」しないと、時間を有効に使えない

仮にその方には「資格を補う、売り文句」があったとしましょう。

しかし、私や私以外の人も「売り文句」を先に聞きたいとは思っていない場合が殆どです。

だとしたら、どうしたら良いのでしょうか?

こと建築に関して言えば、一級建築士・1級建築施工管理技士を取るしかないです。

ただ、ここで終わると私のエゴに思われて癪にさわるので

私なりの考え方をご紹介します。

相手が欲しいと思っている内容」に的確にアドバイスを出来れば良いだけなんですよね。

だって、初対面の人が求めていることは「資格」ではないことは誰でも解ること。

簡単でしょ!

これに気付くのは、若い時に越したことはないのも解ると思います。

ですがね

これが年相応になってくると「両方」を求められることも知って欲しい。

当然、私なりの指標でもあるので、そういう方に時間を割くこと避けています。

「差別」ではありませんよ

「区別」しているだけ

仕事時間は定められていますので、その時間は極力無駄を省く必要がある

「趣味の時間」が減らないためにです。

私は「趣味の時間」を大切にしたい

そう考えているためなのかは解らないですけど

資格を貸して、その人が「趣味の時間」「余暇」を持てるような変わった趣味はない

それを解らない、解らせようとしない情けないのが建設業界です。


さいごに

AI(人工知能)が進化した時、無くなる職種があると聞いています。

それは、規則事で成り立つ仕事!

具体例をあげると、弁護士さんのように「判例や過去の情報」から予測できる確定できる職種

ビックリですよね

反対に無くならない仕事は、その判例や過去情報を整理する仕事

これには「えぇ~どっちも弁護士の仕事違うん?」ですよね(笑)

実は違うんですが、難しいので今回は触れません

ただ、建築業界も同じこと

ある基準・規則から「設計・工事」が組み立てられているので、予測できるんですよ

でも、弁護士も建築士も建築施工管理技士も無くならない

AIの基本情報を考えるのは、あくまでも人間(技術者)なのを忘れては行けない

反対に益々、今以上に「資格必須」になると思います。

 

私の想像ですが、「AI(人工知能)」はリスク回避に利用されると思っております。

運転免許証の情報と自動車のシステムが連動して、危険運転を事前に防げるようになる

運転の楽しみを奪うつもりはないですが、無謀な運転で人の命を奪うのは防ぐべきである

そして、リスク回避を建築に人工知能を当てはめるとどうなんでしょうかね?

怖くて書けないよ(笑)