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「暖かい家」と「寒い家」の違いとは3 測定結果

2019年04月15日 | 高性能住宅HEAT20 G2グレード・ZEH住宅など

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アシストホーム
の監督Kです。

「暖かい家」と「寒い家」の違いとは3 測定結果
※長文ですご注意を

前回の続きです。

「暖かい家」HEAT20 G2グレードの家と
「寒い家」私の住んでいるアパートの違いを
壁や床、サッシの表面温度を
サーモグラフィーで測定して比較しよう!

ということで
サーモグラフィーを使って
それぞれのリビングで測定を行いました。

☆測定内容
・AC(エアコン)などの暖房器具稼働時間と消費電力(ACは設定温度も比較)
・窓ガラスの表面温度(テープ貼り部分)
・外壁面の壁の表面温度
・内壁面の壁(間仕切壁)の表面温度
・床の表面温度

※M様邸の暖房器具はAC のみ
※壁や床はAC の風が直接当たらない場所
※リビングは共に南向き

測定結果の棒グラフは
測定場所ごとに色を統一し測定時間でまとめました。

☆測定時間とAC可動状況
・0:00  AC 8時間ON後(前日14時~午前0時まで稼働)
・8:00  AC 8時間OFF後(午前0時~8時まで停止)
・12:00  AC 4時間ON後(8時~12時まで稼働)
・16:00  AC ずっとON(8時~午前0時まで稼働)

☆測定日のデータ

M様邸
・天気:曇り 日照時間1.3 h
・測定日:2月11日
・最高気温:6.5度
・最低気温:-0.2度
・AC:200V 5.6 kw
・AC設定温度:19.5℃ 16 h使用
・LDK:18畳南向き

アパート
・天気:曇り時々雨 日照時間 0 h
・測定日:3月3日
・最高気温:9.9度
・最低気温:6.9度
・AC:100V 4.2 kw
・AC 設定温度:21℃(寒いので12時に21℃→22℃へ)16 h使用
 (ホットカーペット:設定温度 中 10 h使用)
・LDK:12畳南向き

※サーモグラフィーが1台しかないため測定日が違います

では測定結果です。


LDの比較。


0:00 就寝前
M様邸
外気温2.5℃、外壁面・内壁面の壁、床ともに表面温度はAC設定温度以上。
アパート
外気温8.4℃、外壁面・内壁面の壁、床ともに表面温度はAC設定温度以下。
表面温度はM様邸より平均3.5℃低い。

8:00 起床後(冷えきった状態)測定後AC ON
M様邸
外気温1℃、表面温度が前回測定より平均5.2℃低下。表面温度の平均16.2℃
アパート
外気温7.2℃、表面温度が前回測定より平均4.3℃低下。
M様邸より平均して2.6℃低く表面温度は平均13.6℃

12:00 AC稼働から4h
M様邸
外気温5.5℃、AC稼働4hで表面温度が前回測定より平均4.4℃上昇。
外壁面・内壁面の壁、床ともにAC設定温度を超える。表面温度の平均20.6℃
アパート
外気温9℃、AC稼働4hで前回測定より表面温度が平均2.7℃上昇。
M様邸より平均して4.3℃低く表面温度は平均16.3℃。AC設定温度以下だった。
寒いのでAC設定温度を21→22℃へ。
ホットカーペットも使用開始

16:00 AC稼働から8h
M様邸
外気温3.7℃、外気温が1.8℃低下したが表面温度は、ほぼ変化なし。表面温度の平均21.2℃
0:00の測定結果から、そのままの温度を維持すると思われる。
アパート
外気温9.7℃、前回測定より表面温度が平均0.8℃上昇。M様邸より平均して4℃低く表面温度は平均17.2℃
0:00の測定結果から、就寝前には1℃ほど温度上昇すると思われる。


窓ガラスの比較。


M様邸
リクシル サーモスL  Low‐E 複層ガラス(アルゴンガス入り)
アパート  シングルガラスのアルミサッシ


0:00 就寝前
M様邸
外気温2.5℃
アパート
外気温8.4℃
シャッターを閉めていたので、
外気温の影響が緩和されたのか
M様邸・アパートともにガラスの表面温度が高い。

8:00 起床後(冷えきった状態)~16:00
M様邸
外気温が低いにもかかわらず、表面温度が上昇。シングルガラスより断熱性が高いことがわかる。
12:00の測定では表面温度が20℃に達している。
アパート
8:00~16:00で表面温度の変化ほぼ無し。
シングルガラスのため断熱性が悪く、外気により冷やされているようだ。


暖かい部屋から寒い浴室に入り、
熱い湯船に入ると温度差によるヒートショックが・・・
という話をニュースなどでよく聞きます。

そこで洗面脱衣室と浴室の比較もしてみました。

※間取りが違いますので参考程度にご覧ください
※洗面・浴室は非暖房


洗面脱衣室の比較


0:00 就寝前
M様邸
平均19℃。同時刻のアパートLDより表面温度が高い・・・。
アパート
入浴1時間後のため表面温度が高め。表面温度は平均して17℃
寒いので入浴前には電気ストーブを使用。

8:00 起床後(冷えきった状態)
M様邸
表面温度は平均15.9℃
アパート
表面温度は平均13.9℃

12:00~16:00
M様邸
若干の表面温度上昇。暖房使用中のアパートLDより内壁面の壁の表面温度が高い。
アパート
8:00~16:00の測定で表面温度の変化ほぼ無し。表面温度の平均13.6℃


浴室の比較


0:00 就寝前
アパート
入浴1時間後のため表面温度高め
入浴前は寒いので、しばらくシャワーを出して浴室を暖めています

8:00 起床後(冷えきった状態)~16:00
M様邸
前回測定から表面温度変化ほぼ無し。
洗面脱衣室より表面温度が平均して1.3℃低い。表面温度の平均14.5℃。
その後の測定でも、ほぼ一定の表面温度。
アパート
前回の測定から平均で2.8℃の表面温度低下。
M様邸より表面温度が平均2.5℃低い。
その後の測定でも、ほぼ一定の表面温度。


最後に
ACなどの暖房器具の稼働時間と消費電力の比較です。

※サーモグラフィーでの測定はしていませんが
 アパート測定日(3月3日)の消費電力データを
 M様にお願いして調べていただきました。
 M様、ありがとうございます。
 私も2月11日の消費電力データを調べました。

M様邸

・2月11日(測定日)
 消費電力:合計4.7kwh
 内訳(AC 4.7kwh 16h稼働)

・3月3日(データのみ)
 消費電力:合計3.0kwh
 内訳(AC 3.0kwh 15.5h稼働)

アパート

・2月11日(データのみ)
 消費電力:合計6.1kwh
 内訳(AC 4.6kwh 10h稼働)
   (ホットカーペット 1.0kwh 7h稼働)
   (電気ストーブ 0.5kwh 2.5h稼働)

・3月3日(測定日)
 消費電力:合計4.8kwh
 内訳(AC 3.3kwh 16h稼働)
   (ホットカーペット 1.5kwh 10h稼働)

以上、測定結果でした。
続く。

前の記事
→「暖かい家」と「寒い家」の違いとは2 実験
次回の記事
→「暖かい家」と「寒い家」の違いとは4 まとめ

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