ただいま新築・リフォーム工事中!小田原の工務店 自然素材 高耐震 高断熱の注文住宅ブログ

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外からは分からないこと(補足・訂正しました)

2012年01月23日 | コミコミ住宅・コラボ住宅など

ただいま新築・リフォーム工事中!
               ★小田原の工務店アシストホーム★

アシストホームの監督Kです
コミコミ住宅プラン、エイ様邸です。
(説明の不十分なところがあったので、1月23日補足・訂正しました。)

上棟直後の様子です。


筋交などの補強材が入っているくらいで、まだがらんとした印象です。


1階部分もこんな感じです。


数日すると、かなり雰囲気が変わります。
窓の下地や間柱がはいり、密度が濃くなった印象ですね。


窓の下地や間柱の施工が終わると、
耐力壁となる壁などへパネルを施工しますよ。


パネルが施工できました。開口部は後ほどくりぬきます。

パネルの施工が終わると躯体検査が出来ます。
検査前にチェックをしましょう


写真の丸印の小屋束にカスガイを打ち忘れていたので・・・


大工さんにカスガイを打ってもらいます。


他には図面を確認しながら
金物や筋交のチェックなどをしましたが問題ありませんでした。
(金物の位置や金物のビス、筋交の向きなどなど)

次に耐力壁の内側(建物内部側)をチェックします。
写真のように柱から釘が出ています。


これって釘の打ち損じですね。
おそらく手元が少し斜めになってしまったのでしょう。

これは外から見てもわかりません。
外からはちゃんと打ってあるようにしか見えませんので。

打ち損じを発見したら、内側から叩いておきます。
そうすると、外から見たときに打ち損じがわかります。

丸印の釘が打ち損じです。


ここもそうですね。
これらは打ち直してもらいます。


ここは凹んでいますが、肝心の釘がありません。
空打ちでしょうか?


写真のチェックは釘が深く入りすぎているので、
増し打ちしてもらいます。



アシストホームでは、
パネルに使用する釘の種類と外周部・中通の釘ピッチがプリントしてあるものを耐力壁に使用しています。
しかもこのパネルは釘打ちがしやすいように外周部や中通に釘打ちマークがしてあるんですよ

写真のように赤い破線の釘打ちマークの上端、または下端に打てばいいのです。
施工者にもチェックをする人間にも分かりやすくなっています

釘はN50またはCN50を使用。釘ピッチは外周@100ミリ中通@200ミリです。

釘打ちマークの無いところは、スケールを当ててチェックしていますよ。




以前は、釘のピッチが飛びすぎていたり釘頭が深すぎたり。
たまに、指定以外の釘を使っていたりとチェックするのも大変でした。
(Nじゃない釘とか・・・)

↓釘打ちマークがあるのに釘ピッチがバラバラ。
※エイ様邸の写真ではありません。このパネルを使い始めたころの写真です。


ピッチの飛んでいるところはチェック入れて、釘を増し打ちしてます。
※エイ様邸の写真ではありません。このパネルを使い始めたころの写真です。


最近は釘の打ち方が凄く良くなってきたので、チェックの数も少なくなりました
釘ピッチが飛びすぎているところは、ほぼありません。

釘頭がめり込みすぎてるのは、多少はありますけどね・・・。


以前は金物に使っているビスなど指摘されたことがありました。
ビスの色で長さの違いがわかるんですよね。
あとは筋交金物のビスを打つ位置の指摘とかですねー。

私も大工さんも、あのころは沢山指摘をもらっていました
カタログ見ながらビスをチェックしましたよ。

最近は私も大工さんも覚えてきましたので
指摘箇所もかなり少なくなって、検査前のチェックも楽になりました。


さて、
特に大きな問題は無く、チェック完了です

次回は躯体検査の様子をお伝えしますね

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3 コメント

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かすがい (通りすがりqx)
2012-01-20 10:16:07
監督K様へ

先日は誠実で丁寧なるREコメ 有難うございました

今日の記事の中で 一寸気になることがありました

大工さんが○の所にカスガイを打ち忘れた・・・・

とありますが

もしかして羽子板ボルトの間違いではないでしょうか

そもそもカスガイは昔は構造体(柱・梁・土台・筋交・・・)同士の緊結金物として使用されていましたが、現在では引き抜き等に信頼性を欠き、二次部材の緊結金物としてしか使用されていません。

例えば・・・・大引と床束 小屋梁と小屋束 母屋と母屋の繋ぎ・・・・・etc等です。

という事で、写真の場所にカスガイ金物が使われているとはとても信じられません。

この記事の建物は筋交と構造パネル併用で地震力に対応しているように見受けられますが・・・・・

地震力に対応している構造パネルの検査では

パネルに打ち込んでいる釘の位置の確認も大事でしょうが・・・・・・?

それは大工さんの単なる腕の問題であり・・・

むしろそれ以上に監督する者の立場として大切なのは、正しい釘の種類(強度・太さ・長さ・・・・)と釘打ちのピッチなのです。

2×4工法の場合は釘や金物も工務店支給となる場合が多いのであまり心配ありませんが、在来工法の場合は普通金物は大工さん持ちになっている場合が多く、使用する釘の確認も大変重要となってきます。

今後は、もう一度この構造用パネルを耐力壁として使用する場合のメーカーの釘打ち仕様をよく確かめ、釘の種類と釘打ちの状態を検査してくださいね

※ このコメントはブログに掲載してもらわなくても結構です。 ただ次回の記事に改善した釘打ち検査の状況を載せてもらえば嬉しいです

例えば・・・釘の種類が分かる写真とか、スケールを当てて釘打のピッチが分かる写真とかを載せてもらえばありがたいです

又、私は以前躯体検査の時、こんな事をしていました。

やはり現場状況を単に目視して検査をするのではなく、 検査項目のリストを表に作っておいて、ひとつひとつチエック済のマーキングをしていきます

現在の住宅現場管理体制はそういうふうに誰が検査をしても同じ結果が得られるようにし・又後日検査の状況をいつでも確認できるしておく事が大切なのではないかと思われます

このことは躯体検査に限らず全ての工程でそうしたチエック体制にしておけばより一層工事が万全になるかと思われます

いつも気になることばかり指摘するようで申し訳ありません

でも先日K監督様のReコメがあまりに誠実なものなのでしたので、再び書かせていただきました。

今後の業務改善にお役に立てばと思い欠かせてもらいました。

お仕事頑張って下さい。
返信する
カスガイ (通りすがりqx)
2012-01-25 15:21:14
監督kさんへ

今度は釘打ち検査の状況がよ~く分かりました

大変有難うございました

私の個人的な考えなのですが・・・・・・・

工事説明はこんなふうに、誰にでも分かる説明より、むしろ釘の種類とか長さ・・・・プロにしか分からない事柄を素人の方に知ってもらうって言う事のほうが却って施主様にとってはそんなところにも自分たちの知らない技術の世界があることを知り、尚一層安心できるのではないだろうかと思いますが、いかがでしょうか

さて・・・・またまた質問させてもらいますが

ひとつ御教授お願いします

写真の打ち忘れた小屋束のカスガイってどんなカスガイを使ってどのようにして打ったのか是非施工後の写真を掲載して見せてください

カスガイにもいろいろ種類があって 手違いカスガイ・ひねり(左右)カスガイ・接合部締め付けカスガイ・・・・・etc

どんなカスガイを使ってどのような使い方をしたのか是非教えて下さい

真下に柱が来ている小屋束で、下の柱に4方向から横架材が来てる場合、どのようにして小屋束と横架材をカスガイでとめるのか是非教えて下さい。

私は工務店ではなく。本業は建築設計をしております。 現場での実際の施工はあまり詳しくはありません・・・・・・・。

私はこのような場合は、カスガイで小屋束を止めるのはなかなか難しいのではないかと思うのですが
返信する
補足・訂正 (監督K)
2012-01-27 18:28:00
通りすがりqxさん、
コメントありがとうございます。

補足・訂正してみました。
最近は釘の打ち方が良くなったので、ブログに釘のことは書いていませんでした。

こうしてブログに書いておけば、お施主様も安心ですよね。


誰が検査をしても同じ結果が得られると言うことは大切ですね。
検討したいと思います(^^)

ありがとうございます。


ブログについてはこのスタイルでいきたいと思います。
現場が優先になりますので、ブログの更新が出来ないときもあります。
ここまで続けてきて、書くことの大変を知りましたので(笑)
お施主様にもそのことはご理解いただいてます。
ただ今回コメントを頂いたことで、
もう少し工事の説明をしっかりと書いたほうがいいなと思いました(^^)


カスガイについてはこの後ブログ更新しますので。
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