Mus4.は
テーブルセンターと同列の品を
展示されていたように載せていきます。
. 。 ・ . 。 ・ . 。 ・
立ち姿すらり
この中では群を抜き、
高さのある細身フォルムと
開かれた瓶口の青さが目立つ...
トウジ ランキ
透地 藍被 金彩 花瓶-。
立派だわ。
ふんだんに金彩が
ほどこされていても、
派手派手しさを感じません...
高貴にして落ちつき払っている。
窄まる首の部分から
開かれていく口のあたり、
線の流れが朝顔の花を模したよう...
すでに花瓶そのものが咲いたみたいだわ。
その花瓶の口。...ひらり青い花びら。
ボディ部分。深ずむ青...紺藍と金模様。
お足元。
少しだけ素地が見えてます...
色を被せるまえの無垢な透明ガラスちらり。
つづきまして・・・
小ぶりなれども烈しく輝く、
あの火のように真っ赤い
ギヤマンなにかしら。
まあ. ∴・°
ボトルの
首が長くてまん丸ボディ、
華麗なるフラスコ瓶という感じ。
・・・みつめる瞳をも染めそうな赤赤しさ
ガラスの赤と這いつたう金の蔓紋様が、
黒い闇と白い光りのはざまで
熾火のよう照り映える...
かゞやく熱の塊がごとく。
またまた朝顔の葉と似た蔓紋様。
藍被花瓶との並べあわせは偶然にしても、
連想が一致して結びあうのは楽しいものね・°
カップを支える厚いプレートそして脚。
うるうる潤む赤い光りと影...底に溜まってる。
1890年代-、
20世紀を迎えるまで
あと10年足らずという時代の...
キンアカ
金赤金彩リキュールセット
ガラス自体を赤く色づかせるために
加えられているのは大量の
金属の金。
ゆえに金赤と名付けられ
しかも、
この宝石のような赤を
発色させるのは至難の技なのだとか。
とても貴重な19世紀アンティーク...赤の輝き。
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