hyakunenseis◇ry ∞

リリカルに、コミカルに、フツーに、日常いろ色。

rrj・ハウステンボス記 / ギヤマンMus.5

2021-04-16 23:04:00 | rrj
だいぶ旅行記から
かけ離れてしまい趣味の世界に
没頭してますこと...しばしご容赦★°

道中の
美術鑑賞も外せない
旅の見聞なのです m( .u_u. )m

.  。  ・   .  。  ・   .  。  ・

遠目に
ちぃさく映りこむ、
あのキノコ型ったら変わってる。

おもしろい造形

これまで観てきたギヤマンと、
だいぶ質感や趣きが
異なるのだわ...

お菓子の "きのこの山" みたい・°


ぽゎん. ・ぽゎわん.・°

あったまってる
ほかほかキノコ...保温中...保温中...
オレンジ色に光るよキノコの正体は、

エミール・ガレ作シクラメン文ランプ。


"galle"

キノコのともランプのとも言いつく、
頭部分のカサとふっくらした
スタンド面にサイン入り。

((・・・なぜキノコにシクラメンだろ ))

植物や昆虫その生態系と自然に、
造作モチーフを見出した
ガレの感性と表現。

((・・・お庭で育ててたのかな ))

身の回りの環境から
大自然の巡りを感知し、
また観察しつづけたといいますから。

この取り合わせはきっと・・・

ガレ独自の
芸術世界にある精神の森の奥深く...
そこにのみ生えてくる摩訶不思議の、

シクラメン茸なのかしら。


命の循環を示す
キノコモチーフをカンヴァスに、
はにかみ屋さんで内気なシクラメンの...

楚々と生長する姿

その和名は "篝火花" 。
夜明かりの花という意味を持つ
シクラメンがランプの文様なのよ、

ぴったりだわ. .。+ °


・・・しっかり充電されてます。


ランプの...キノコの...カサ裏が少し見えるよ。


花が、蕾が、茎が、葉が 、


くっきり浮き彫りに。


ガレ自ら手掛けた作品は少ないんですって。

自分の工房で雇った職人さんに
イメージやデザインを伝え、
制作された品が多いそう。

するとこのランプも
工房作品の可能性があるのね、
"監修・エミールガレ" なのかもしれません。

どちらにせよ

アールヌーヴォーの名手、
エミール・ガレ1900年の作。
この世から他界するのが1904年...

その4年前のものと思えば何か感慨深いわ。

そして私にとって、
このときがエミールガレを知る機会となり、
初めてのキノコモチーフ遭遇でもありました・°

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