だいぶ旅行記から
かけ離れてしまい趣味の世界に
没頭してますこと...しばしご容赦★°
道中の
美術鑑賞も外せない
旅の見聞なのです m( .u_u. )m
. 。 ・ . 。 ・ . 。 ・
遠目に
ちぃさく映りこむ、
あのキノコ型ったら変わってる。
おもしろい造形
これまで観てきたギヤマンと、
だいぶ質感や趣きが
異なるのだわ...
お菓子の "きのこの山" みたい・°
ぽゎん. ・ぽゎわん.・°
あったまってる
ほかほかキノコ...保温中...保温中...
オレンジ色に光るよキノコの正体は、
エミール・ガレ作シクラメン文ランプ。
"galle"
キノコのともランプのとも言いつく、
頭部分のカサとふっくらした
スタンド面にサイン入り。
((・・・なぜキノコにシクラメンだろ ))
植物や昆虫その生態系と自然に、
造作モチーフを見出した
ガレの感性と表現。
((・・・お庭で育ててたのかな ))
身の回りの環境から
大自然の巡りを感知し、
また観察しつづけたといいますから。
この取り合わせはきっと・・・
ガレ独自の
芸術世界にある精神の森の奥深く...
そこにのみ生えてくる摩訶不思議の、
シクラメン茸なのかしら。
命の循環を示す
キノコモチーフをカンヴァスに、
はにかみ屋さんで内気なシクラメンの...
楚々と生長する姿
その和名は "篝火花" 。
夜明かりの花という意味を持つ
シクラメンがランプの文様なのよ、
ぴったりだわ. .。+ °
・・・しっかり充電されてます。
ランプの...キノコの...カサ裏が少し見えるよ。
花が、蕾が、茎が、葉が 、
くっきり浮き彫りに。
ガレ自ら手掛けた作品は少ないんですって。
自分の工房で雇った職人さんに
イメージやデザインを伝え、
制作された品が多いそう。
するとこのランプも
工房作品の可能性があるのね、
"監修・エミールガレ" なのかもしれません。
どちらにせよ
アールヌーヴォーの名手、
エミール・ガレ1900年の作。
この世から他界するのが1904年...
その4年前のものと思えば何か感慨深いわ。
そして私にとって、
このときがエミールガレを知る機会となり、
初めてのキノコモチーフ遭遇でもありました・°
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