顎関節症→ダブルリップ→筋肉痛→絶不調…という負のスパイラルに陥ってましたが、リガチャーをロブナーに戻す事でだいぶ緩和されました。
身体と楽器の微調整はミリ単位です。セルマーのリガチャーで少し出しにくい音を身体の色んな部分でカバーする事で体調が悪くなってた様です。シングル・リップだと力技で押し切れたのですが、ダブルだとそれが許されません。楽器の角度調整や、指の置き方とフィンガリング、姿勢など、アンブッシュアに合った微調整を施す必要が有り、今まで出来た事が出来なくなります。また、出来てた…と思い込んでたいい加減な部分を見直す事にもなります。顎関節症でなければ、この時点でダブルは諦めてたと思います。でも、そのせいで身体の別の箇所がやられたかも知れません。
身体の無理は徐々に効かなくなって来るので、脱力は必須ですが、それと同時に筋トレも必須だと思います。整体師もやられてるドラマーの方に薦められたダンベルを使った筋トレも始めました。肩こりもだいぶ和らぎ、腕の可動域も増えてきました。サックスは左腕に思ってる以上に負担が掛かるので、特に鍛える必要が有ります。
趣味のレコード鑑賞を少し控えて、楽器と向き合う時間を増やしてます。ダブルリップにしてから喉が異常に広がるので、それこそえずきながら練習してますが(笑)、そうする事で、喉を大量の息が通る事に対する拒絶反応が消えます。
現時点でシングルリップの頃の70%のポテンシャルだと思ってますが、もう少し頑張ってみようと思います。
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