Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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だいっキライな六本木の超ゴキゲンな店・ボデギータ

2006年11月24日 05時49分40秒 | bands
コラソン・ラティーノ(「ラテン魂」という意味らしい)というラテンジャズ・バンドに参加させて頂いている。ラテンは結構好きだ。特に最近のラテン音楽はリズムもハーモニーも相当複雑で、ジャズ屋にとっては魅力的である。そういう曲を結構取り上げてくれて、意欲的に活動を続ける女性ピアニスト仲田美穂の踊れるバンドだ。六本木ボデギータのライブも定期的なのだが、残念な事にこのお店、年内で閉店となる。キューバ料理(恐らく日本人の口に合うようにアレンジされてると思う)がすごく美味しいお店で、いつもマカナイが楽しみだった。今日は食べ納めをしてきた。お客さんもご機嫌で我々の音楽をノリノリで聴いてくれる。ただ、所在地が六本木ってのが唯一・・となるとこだけど。今日もこの街でむかつく事が有ったしね。

今日は二日酔い+寝不足である。昨夜は楽しい飲み会が入間市で有り、当然車で帰る事は出来ず、代行を頼んで某「所沢のニカ男爵夫人」邸(知る人ぞ知る・・笑)に泊めて頂くこととなった(夜中に迷惑な話だ。この場を借りてお詫びします)。呑み代以外に4000円かかった。ま、しょうがない。
朝はご家族も早く、男爵夫人(笑)ご本人もスリランカへの海外旅行に出発されたので所沢駅にお見送り、その後帰宅の途に着いた。

先日、運転免許更新で講習を受け、良いドライバーになろうと決意を新たにした。よって、飲酒運転はもっての他だ。4000円はちょいと痛いが、悪い気はしない。気持ちにゆとりを持ってゆったりと、とにかく安全運転・・と思いながら、小さな交差点を右折しようとしたら、右手の遥かかなたに直進車両。ま、こちらの方が随分と先に顔を出してるし、相当な速度を出さない限りぶつかる事は無いと思い、交差点に出た。するとどうだ、その直進車両は嫌がらせの様に猛スピードで突進してきてクラクションを鳴らしてきた。確かにあんたに優先権はあるかも知れんが、故意に事故にする気かよ。でも、深夜に公道を走ってるとタクシーにこういう嫌がらせを散々受ける。ああいう輩は大っ嫌いだ。ま、気持ちも新たに・・だ、安全運転に努めよう。

さて、今日のコラソン・ラティーノ、4時半に店に入ってリハーサル。3時ちょい過ぎに自宅を出た。今日は休日で道もすいている。時間通り順調に目的地に到着しそうだ。機嫌良くカーステで音楽を聴きながら山手通りを走っていると、左車線をバスが走っていて、その直後をタクシーが。僕は右車線を走っていたので、バスを追い越そうとしたら、そのタクシーが急にウインカーを出して1秒もしないうちに僕の前に割り込んできた。ぶつかるとこだった。危ない。どうせ停留所が近いのでバスの後で待つのが嫌だったのだろう。仕方ないから入れてやると、停留所で止まる事無く通り過ぎたバスの後ろにまた戻ろうとして、今度は急ブレーキをかけた。本当にぶつかりそうになった。こちらも急ブレーキで難を逃れたが、大事故にも発展してもおかしくない。タクシーはそりゃ道で商売してるのは分かるけどさ、道はお前らだけのモンかよ!さすがに頭にきて、クラクションを鳴らした。そして、六本木交差点。またまたタクシーがメチャクチャな停め方をして行く手を阻み小規模な渋滞を生んでいる。最近、友人がタクシーに客として乗った時に運転手が言ったセリフがある。「タクシーにぶつけると損害賠償は一番高くつきますよ。」事故に対する保障で彼等は守られており、事故に遭っても構わないという態度で運転しているとしか僕には思えない。非常に不愉快である。

もう、この時点で新たな気持ちで・・とか、ゆとりを持ってとか、そういう気分を保つ事は出来なくなった。東京砂漠である。僕にとってその典型がここ六本木なのだ。金持ちの集まる場所・・としたいのだろうけど、神戸育ちの僕にとっては品格やセンスを全くこの街には感じない。虚飾の象徴の様な、なんちゃらヒルズは化け物の様に見えるし(残念ながら、中の美術館は興味深い展覧会が多いので何度も足を運んだが、本当はビル内に入るのも嫌で仕方ない。)、レジデンスなんとかに住んで下界を見下ろした気分になるのか知らんが、富士山の五合目の方がよっぽどすがすがしい気分になれる。得体の知れない外人が客引きしてるけど、あれは何で他の街の日本人みたいに取り締まれないんだ?まだ、日本ではガイジンの方がエライのかよ。警察は駐禁ばかり目くじら立てて取り締まってる。ガイジンに文句言えないなら少なくともさっきのタクシーの様な連中を取り締まれば? ったく、この街に来る度にバカヤロウばかり居ると思っちゃう。六本木ピットインも無くなったし、ボデギータも無くなってしまえば、今のところ営業仕事でしか行く事は無い。だから別にいいんだけどさ。

ライブも終わって駐車場に車を取りにいった。公共駐車場、1時間300円だったのが30分200円にいつの間にか値上げしている。ハイルーフは2400円の打ち止めの対象外だとぬかしやがる。料金3400円の請求に頭来て、罪の無い係員のオッチャンに色々聞いてみた。いつから値上げしたのか、なんで値上げしたのかとか。どうも、公共駐車場だから値を上げるつもりは無かったのに、周りの駐車場が上げろ上げろとしつこかったらしい。6月1日からの駐禁取締り強化以降のまさに便乗値上げである。この街に来るためには金を落とすことを厭わない輩向けだ。取れる奴等からはいくらでも取っちゃえってこったね。我々、ミュージシャンは機材もあるし、夜の仕事で電車も無くなる事が多々ある。車は必需品だし、実際、車で通勤し始めてから疲れが半減した。音楽を聴く時間も倍増するし。だから、駐車料金の便乗値上げなんざ言語道断である。で、こう言う事が大っキライな街で起こってしまったから、僕にとっては怒り倍増なのである。(笑) クルマ社会はこちらの気持ちの持ち様と無関係にストレスがかかるもんだね。

ボデギータは築地の方で再開するとか。いいねぇ。今後も美味しいマカナイを食べてラテンが演奏できればこの上の無い悦びである。
僕は浅草とか下町の方がなんだか凛としていて気品を感じる。江戸っ子がもっと頑張って東京を守って欲しい。

あ、バンドとライブの事、殆ど書いてない・・。本当に素晴らしく才能のある人たちの集まったバンドだ。この中に入れてもらって光栄だと思う。
すんません、また改めてじっくりと。(苦笑)

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