やっぱ女性パワーかな。ソフトボール金メダル！

連投の上野投手の肉体的＆精神的パワーに脱帽。ピンチもたくさん有ったけれど見事に切り抜け、今までのオリンピックで味わったあと一歩で・・という無念を今回で完全に払拭してくれた。集中力が最後まで途切れずリードを最後まで守った今回のアメリカ戦は圧巻の一言。良い試合が見れた。ウラで女子サッカーもやっていて、チャンネルを行ったり来たりしていたのだけど、後半でドイツに得点を許してしまい、ガッカリ。でも、こちらも「気持ち」のよく見える良い試合だった。

それに比べて男はなぁ・・。男子サッカーはオーバー・エイジを召集しない時点でヤル気が見えないし、試合を見ててもテクや体格が他国より下回るのは当たり前として、勝ちへの執着が全く見えないし、何よりも一番ムカついたのは「自分達のやってきた事が発揮できたので満足しています。」という選手達の終了後のコメントである。バレーもそうだけど、何だか男子は「死ぬ気で勝つ！」という執念が今一つ見えない。気持ちが途中で途切れたのが手に取るように分かってしまう。野球も最強のプロを集めた割には心配が・・。３Aを相手にあの結果ってのはどうも。もっと強い心で試合に臨んでもらいたい。

北島康介の金メダルで感じた集中力、プレッシャーを楽しむ姿、そしてやはり勝ちへのこだわり。アスリートのそういうところに、毎度感心し、感動し、憧れる。自分の演奏に少しでも同様なものが加わればなぁ。(笑)　練習しよっと。

やはり、今は日本も女性の方が強いのかな。女子サッカーは数年前と比べても、随分パス回しは速くなったし、走るのも速くなった。シュートも力強い。昔より見てて断然面白くなった。女子アスリートも全体的に昔よりかなり体格がよくなり、ポテンシャルが随分高くなったし、「男の子」っぽい選手が男子顔負けの動きを見せてくれるのは小気味いい。ちょうど世代の谷間なのかも知れないけれど、数人の優れたアスリートを除いてニッポン男児のサムライ精神が今一つ見えて来ないオリンピックだなぁと感じる。