最近、テクニックで悩んでいる。
子供の頃、両腕をスポーツや遊びで何度も骨折したせいで、結構、腕の関節が堅かったりする。この問題とサックスを如何に上手く扱うかという鬩ぎ合いは長年僕の中で重要なポイントである。無駄な動きが少しでも有れば、即テクニックの低下に繋がる。それはフィンガリングのみではなく、構え方一つ取っても僕には大きく左右する大問題だ。長年、指を立てるか寝かせるかで悩み、真っ直ぐ構えるか、右に傾けて構えるかでも悩んできた。それは楽器自体の貝の並びが、どうすれば指にフィットするかも考慮しなくてはいけない。基本的に楽器は人間工学に基づいて作られていて然るべき物だからである。頭で思った事が即、指に連動し、その際に余計な音が出てしまっていては、それは楽器と指がフィットしていないということになる。(年食ってきて、シナプスが不足して脳が誤作動を起しているとも考えられるが。笑)
クラシックの正式な奏法は、右に少し傾けて構え、指は立てる・・という方式だ。指を立てると、指先に神経が集中しているため、かなり敏感に楽器の一音一音を感じ易くはなるのだが、僕にとっては筋を必要以上に使い、特に指を持ち上げる時に負荷がかかる。難しいフィンガリングでは、ストレスを感じミスが増える。本当は指を立てたいのだが、自分にとっては寝かせた方がいいのかも知れない・・というのが今のところの結論だ。そして、次の問題は構え方。これも、サックスの貝の並びを考えると真っ直ぐより右斜めに構えた方が、指にフィットする。ただ、本当は、真っ直ぐ構えて膝の上にサックスを乗せて固定させるのが、腕の負担もゼロに近くなるので理想的なのだが、貝の角度が微妙に手に沿わない。これは現在研究中だが、一長一短のところが有り、どちらがベストだとは言いがたい。
少し、クラシックの練習をサボっていたので、フェルリングのエチュードをさらい始めた。学生時代は何度もさらったエチュードだ。久しぶりにやると、テクニックが落ちてるのが一目瞭然。やべぇ!頑張らねば・・。このエチュードをやっていて気持ちイイ音じゃなきゃ。で、今度はマウスピースに悩み始める。ジャズ、ラテン、そしてクラシック、この3種類のジャンルで気持ち良く演奏出来る音色が、多分僕が求めている音なんだろう。
ブランフォードのクラシック演奏にビビり、クリス・ポッターの音色とリズムにしてやられ、若き日のマイケル・ブレッカーの動画を見て、指があまりの速さに見えなくなるのを見て驚愕し、そして、自分のテクニックの無さにガッカリして、次の日の朝、口惜しくて目覚める・・そんな日々を送っている。
子供の頃、両腕をスポーツや遊びで何度も骨折したせいで、結構、腕の関節が堅かったりする。この問題とサックスを如何に上手く扱うかという鬩ぎ合いは長年僕の中で重要なポイントである。無駄な動きが少しでも有れば、即テクニックの低下に繋がる。それはフィンガリングのみではなく、構え方一つ取っても僕には大きく左右する大問題だ。長年、指を立てるか寝かせるかで悩み、真っ直ぐ構えるか、右に傾けて構えるかでも悩んできた。それは楽器自体の貝の並びが、どうすれば指にフィットするかも考慮しなくてはいけない。基本的に楽器は人間工学に基づいて作られていて然るべき物だからである。頭で思った事が即、指に連動し、その際に余計な音が出てしまっていては、それは楽器と指がフィットしていないということになる。(年食ってきて、シナプスが不足して脳が誤作動を起しているとも考えられるが。笑)
クラシックの正式な奏法は、右に少し傾けて構え、指は立てる・・という方式だ。指を立てると、指先に神経が集中しているため、かなり敏感に楽器の一音一音を感じ易くはなるのだが、僕にとっては筋を必要以上に使い、特に指を持ち上げる時に負荷がかかる。難しいフィンガリングでは、ストレスを感じミスが増える。本当は指を立てたいのだが、自分にとっては寝かせた方がいいのかも知れない・・というのが今のところの結論だ。そして、次の問題は構え方。これも、サックスの貝の並びを考えると真っ直ぐより右斜めに構えた方が、指にフィットする。ただ、本当は、真っ直ぐ構えて膝の上にサックスを乗せて固定させるのが、腕の負担もゼロに近くなるので理想的なのだが、貝の角度が微妙に手に沿わない。これは現在研究中だが、一長一短のところが有り、どちらがベストだとは言いがたい。
少し、クラシックの練習をサボっていたので、フェルリングのエチュードをさらい始めた。学生時代は何度もさらったエチュードだ。久しぶりにやると、テクニックが落ちてるのが一目瞭然。やべぇ!頑張らねば・・。このエチュードをやっていて気持ちイイ音じゃなきゃ。で、今度はマウスピースに悩み始める。ジャズ、ラテン、そしてクラシック、この3種類のジャンルで気持ち良く演奏出来る音色が、多分僕が求めている音なんだろう。
ブランフォードのクラシック演奏にビビり、クリス・ポッターの音色とリズムにしてやられ、若き日のマイケル・ブレッカーの動画を見て、指があまりの速さに見えなくなるのを見て驚愕し、そして、自分のテクニックの無さにガッカリして、次の日の朝、口惜しくて目覚める・・そんな日々を送っている。
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