Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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楽曲 その2

2017年03月14日 14時31分40秒 | Weblog
今しがた、当時楽曲を預けてた管理会社さんから連絡を頂きました。当時の事もよくご存知の方で大変スムーズでした。

取り敢えず、2006年より算出方法が改善されたとの情報が得られました。そして20年遡るのは、やはり難しい様です。
(現在、楽曲を預けている出版会社にも調査をお願いしたところ、番組放送内での楽曲演奏料に関してですが、「一般的な債権が10年もしくは5年で時効を迎えてしまい、当時がひょっとしたら全曲報告ではなく、サンプリング報告に基づき使用料の分配をしている可能性もある」との報告を頂きました。更にその後の調査で、今の出版会社に預けている楽曲でも取り零しが有った事が判明しました。)

まぁ、結果的には泣き寝入りですね。ははは。

それより驚いたのは、プロデューサーを通して預けてる筈だった楽曲の契約書がデビューアルバムで録音した1曲を除き、見当たらないとの事。こちらは、レコード会社内の出版会社だから、アルバム制作全般の契約書をもって締結されたと思っていたので寝耳に水です。最初の1曲と契約方法は同じだったんですがね…。(久しぶりに10年前に書いた2ndアルバムに関する記事を読んでみたら、著作権登録料としてギャラから差っ引かれてたって事が書いてありました。もう、すっかり忘れてたけど。(笑) 結局登録はされて無かったわけだから、架空請求だったわけですね。契約書には経費等の明細まで書いてないし。う~む、業界が、こうやって夢を描いてる若者を騙して商売するやり方、良くないと思います。今の若手達にはくれぐれも気を付けて貰いたいと思います。)

プロデューサーをはじめ、当時のいい加減なシステムにしてやられたな…って感じです。まぁ、ダメ元だったので今となっては腹も立ちません。しかし、ミュージシャンてのは、黙ってたら適当にあしらわれる、本当に弱い立場なんだなぁ…と改めて感じました。今は、レーベルと全く関係のない出版会社と契約を結んで、契約書もちゃんと取りかわしています。

色々経験して、ミュージシャンはビジネスマン以上にビジネスマンでなければならないと学びましたし、ビジネスを成立させるには運も大切だけど、アイデアも不可欠だと思います。今迄通りのやり方がとても通用するとは思えない。今後、この厳しい世の中を渡って行くには尚更ね。

でも、やはりその売り物である音楽の質が悪ければ商品となり得ないわけで、そこには、ビジネスを度外視した音楽に対する純粋さも必要なわけです。

改めて、大変なお仕事を選らんでしまったなぁ…と思います。(笑)
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