飲みの場到るAC

プーマRC(元アミノバイタルAC)で活動するお酒好きなランニング仲間です(^○^)/

21thチャレンジ富士五湖 -PRAY FOR JAPAN-

2011年05月15日 23時25分39秒 | 大会

東日本大震災から2カ月がたちました。震災後、さまざまなレースやイベントが中止、自粛となっていましたが、「がんばれ!ニッポン-PRAY FOR JAPAN-」を合言葉に、各地、各団体で募金活動やチャリティイベントが開催されるようになりました。復興への歩みはまだ始まったばかりです。支援活動は継続していくことが大切だと思います。時がたっても、いまだ困難な中にある方々のことを忘れず、心に覚え、できることを一生懸命やっていかなければと改めて思う今日この頃です

 

では、大変遅くなりましたが…

ハナミズキ&TOMOZOから「21thチャレンジ富士五湖‐PRAY FOR JAPAN-」の様子をご報告いたしまーす

 

ウルトラの鉄人S藤さんからのあまーいお誘いを受け、なんとノミノメンバーから13名の勇士が挑戦してきました

前日受付の会場には、「PRAY FO JAPAN」の大きな垂れ幕がかかっていました。

今回はチャリティレースとして、今回参加者の走った距離(㌔1円)分を募金するとのこと、なんといっても、112㎞部、100㎞部、72㎞の部の3つのレース同時開催ですから、かなりの距離が算出ことでしょう(ごめんなさい、幾らか集まったのか調べていません・・どなたかご存知でしたらコメントくださいね

ゲストで猫さんもいらしてました

当日はスターターをしてくださり、早朝から熱いエールを送ってくださいましたーありがとうございました

 

前日受付を済ませ、会場からすぐ近くの宿泊ホテル「エバーグリーン」に移動し、翌日のレースに備えました。

100㎞の部は5:00スタートなので、3:00には朝食を食べ始めます

なので夕食も早めにいただきました

ボリューム満点の夕食で明日のチャージもばっちり

名古屋から参加こん平さんも夕食に間に合いましたーーおひさしぶり~~

さー明日がんばろーーとほどほどに各自就寝

翌朝、天気は晴れ気温もさほど寒くなく・・・どちらかというと気温の上昇が気になる感じではありましたが

100㎞の部に挑戦したメンバーは3:00に朝食バイキングでガッチリチャージして、スタート前の集合写真

こちらはノミノレディースファッションチェック

大会で配布された「PRAY FOR JAPAN」とマークさんが用意してくださった「ALOHA JAPAN」のステッカーをランスカに貼り、ヨッシーは超キュートなドット柄のワンピ、ハナミズキ&TOMOZOはアチーブのチャリティTシャツ「WILL」をきて走りました

 スタートする頃には明るくなってきて、富士山がとてもきれいにみえました

猫さんの号砲で100kmの部スタート

制限時間14時間のランの旅がはじまりましたーー(72kmの部は8:00スタートしました)

さて・・・どんなことになっちゃうんでしょうか・・・

スターとしてまだ5㌔、富士山をバックに撮影しまくり 

まだまだ余裕テンション上がりまくり超楽しい

そして、なんと山中湖のところに・・・

 

じゃーーーん  ジャージ親父さんが愛車をすっ飛ばして・・応援に来てくれてましたーーー

このあと・・・ジャージさんの応援に何度、救われたことか…本当にありがとです

 

ジャージさんから元気チャージをいただき、まだまだ始まったばかりのランの旅へ再び出発

ほんとうにお天気も良くて、桜も満開

富士山がずーーーときれいな姿で見守ってくれてる感じでした

すばらしい景観の中を走れて本当にしあわせ~~なゆるジョグを、うっとり、のんびり楽しんで走っていた私でした・・・

が、この後ピンチが・・・

後ろから走ってきた「アミノバリューのお兄さん」に声をかけられました

「なにかしら~」と思ったら・・・

「このままいったら、第一関門でひっかかりますよ!!」と・・・

えええーーーーまさかの第1関門でアウトーーー

だってまだ朝8時過ぎーーーここでひっかかったら、夜までどうすんのー

半泣きであわてて、ペースアップしたら、救世主アミノバリューのおにいさんが「僕のグループについてくれば、大丈夫ですから」とお仲間にいれてくれました・・・(私アミノバイタルACなんですけどいいんですか・・・と心の中で呟きつつ、よかったネーム入りのウエアじゃくってとおもったら・・・あっ、わたしのTシャツ・ACHIEVEって書いてありました・・

これからはアミノバリューも飲ませていただきます

 

27.6㎞地点・第1関門までかなり頑張って走り、河口湖に移動してくれたジャージさんに「あと5分だぞーー」と活をいれていただき・・

関門3分前でぎりぎり通過できました

ここで私は気持ち切り替わり・・・

かなり「シリアスウルトラランナー」(・・・というか、関門ビクビクランナー)として・・残り約74キロの旅に再出発いたしました

アミノバリューのお兄さん、ほんとにホントにありがとう恩人ですーー

 

第1関門を通過して、河口湖→西湖を走り、51.6km地点・第2関門を目指しました

ところどころにジャージさんが移動しながら応援してくれ、チョコレートやドリンクを用意してくれていました

気温も上がって、疲れも出てきて、萎えていた気持ちにエールを送ってくれました

わたしはとにかく40kmからがつらくてつらくて・・・「ここががんばりどころだーー

とにかく第2関門までは歩かず走ろう」と何度も何度も自分に言い聞かせながら、走りました

ジャージさんに会える度、ほんとうれしかったです

ましゃさん、マークさん、元気そうですね

 

ここが第2関門かな

 

これがジャージさんの愛車でございます

 

あれ、宇宙人

これが名物うどんエイド、ウルトラはチャージかなり重要です

あれ、また宇宙人・・・わたしちょっと怖いんですけど…

 

第2関門を超えたら、次は本栖湖69.8km地点の第3関門をめざします。

ここが一番の難関の関門ここさえクリアできれば、完走が見えてくる、がんばりどころです

私の記憶はもうかなりあいまい・・・

ただ、ひたすら足を動かした記憶しかないです。

とにかく「歩かない」ことだけを目標にがんばっていたようなきがします。

そういえば・・本栖湖のいく道は折り返してくるランナーとすれ違えて、先にはしっていた、ACのH谷先生、へちゃぽんさん、B野さん、こん平ちゃん、ましゃさんとすれ違ったのがうれしかったな~(E本さんとはなぜかすれ違えず…)

仲間に会えると元気もらえますねーー

エリックにも会いました~いつものように笑顔でした(ウルトラなのに余裕そうでした

 

そして、なんとか・・・難関の69.8㎞地点の第3関門に到着しました

荷物のピックアップはここで最後なので、夕方冷え込みに備えて、着替えたり防寒具を持ったり、パワージェルなどのエネルギーを確認

TOMOZOちゃんにも会えて、記念撮影~~

「絶対完走しようね」と約束して、再び出発、

不思議なことにあと30キロしかないんだーと思えてしまいます。

完全に距離感覚マヒ状態(笑)30キロが短く感じました

ここまできたら絶対完走するぞという気持ちだけで、足を動かし続けました。

「絶対完走するぞ」というより、「絶対完走できる」と自分を信じて・・・

そして私はなんと第4関門で運命の出会いをしてしまいました

お相手は・・・元ハイテク・ACの会員さんのT井さん

蓼科合宿で同室になり、しかも、合宿で放置されてしまったCチームの私と土砂降りの中

ずっと一緒に走ってくれ、蓼科の坂を最後までひっぱっり上げてくれた恩人なのです

お互いびっくり、ラスト20キロは「合宿再び・・」状態で一緒にがんばりました。

なんだか一番苦しいときに会うなんて、運命感じてしまいました

おかげで、第4関門通過後の西湖の風が強くて、しかも夕方に差し掛かり、風も冷たくなってきて、かなりきつかった道も走り通すことができました・・冷えて、お腹も痛くなってきて、かなり辛かったです

T井さん、またまた恩人です、感謝感謝です

ここまできたら、もうゴールが見え始めます。あと10㌔なんて~~~ほんとにすぐそこな気分です。

最後の第5関門で飲んだコーラがとってもおいしかった

そして、最後の登り坂・・・噂に聞いていましたが…2キロは頑張って走りましたが、さすがに最後は歩きました

あっという間に日が落ちて暗くなっていきました

坂を上がり切ると、富士北麓公園です

FINISHゲートに向かう沿道にたくさんの人が応援してくれていました

「おかえりなさーい」という声に「ちゃんと、かえってこれたんだーー」と安堵感が胸一杯にひろがりました。

沿道の応援の中に、S藤さん、E本さん、B野さんの姿が見えた時は本当に感動しました

本当に長い旅から家にもどってきたような気持ちでした

 

ここが、感動のゴールです。もう真っ暗でした

ここで、14時間前に朝日をみたんですよね~。

ゴールして、メダルとタオルをかけていただき・・・はあ・・・100キロ走ったなんて、夢のような

急いで、S藤さんたちに合流して、他のメンバーのゴールを待ちました

あーーもう制限時間がないっと思ったところで、マークさんが猛ダッシュで駆け上がってきました

100キロ走ってあのダッシュは圧巻でした

そして、そのあとすぐにヨッシーもマッハで駆け上がってきました、すごーーーーい

大声援のなか、100キロ完走しましたーー

なかでも、マークさんの2秒前ゴール、感動的でした

みんなみんな、全力でほんとうにがんばりました

それぞれ、感動のドラマの72、100キロの旅だったと思います。

ぜひ、感動秘話をコメントしてくださいね(ブログでは私の秘話しか載せられなかったので・・・)

帰りは幸いなことに、最終バスで席がガラガラ、貸切状態でひとり2シート使って、

あっというまに、皆様、爆睡・・・で新宿にむかいました

体中が痛くて痛くて・・・家に帰るのがたいへんでした・・・

そして、翌日は・・さらに人間としてのスムーズな動きは全く不可能な私でしたが・・・皆さんはどんなことになりましたか・・・

こちらが参加Tシャツ、FINISHERタオルと完走メダルです。

それぞれに「PRAY FOR JAPAN」と入っていて、メダルにはスワロフスキーの石が埋め込んであります

 

数々の大会が開催中止の中、開催された今回の大会、まずは参加できたことに感謝でした

そして、主催者、スタッフ、ボランティアの方々に感謝

そして宿泊など手配してくれ、いろいろなアドバイスをくださって、ウルトラの世界に導いてくださったS藤さんに感謝です

本当にありがとうございました

そして、何よりもひとりじゃなく、みんなで参加できたことが、心強くまたすばらしい思い出となりました

「人生に一度」挑戦してみる価値は大いにあるとおもいます

まだ未体験の方、ぜひ来年挑戦してみてください

それにしても・・年間何本もウルトラ走るS藤はすごすぎます・・・あらためて・・・偉大さを痛感いたしました

参加された皆さま、おつかれさまでした

しっかり休養して、また次の目標に向けてがんばりましょう

これからもよろしくおねがします

 

おまけトピックス

100キロを完走して気を良くしたハナミズキ&TOMOZOは「100キロ完走記念ツアー」と題して、ERIZOの住むジャカルタへいってきました~~

ERIZOとひさしぶりの再会で食べまくり、しゃべりまくり、マッサージしまくりの贅沢三昧の5日間を満喫してきました

インドネシア語もすっかりつかって生活していたERIZOさん、さすがです

サファリパークにて

33階のERIZO邸にて、セレブ3姉妹(笑)窓からの眺めが素晴らしい

ジャカルタ市内を朝ラン、現地の人が行く市場を通ったり、ちょっと危険な道を走ったり・・ジャカルタを肌で感じることができました。

TOMOZO&ERIZO5㌔レースにて、年代別1位、2位に入賞おめでとう

ジャカルタの人々はいつもにこにこしていました

決して裕福とはいえないし、治安がいいとはいえない社会のなかで一生懸命生きている姿を垣間見て、いろいろ考えさせられる旅でもありました。

文化も違う生活スタイルもがらりと変わったなかでも、自分を見失うことなく、しっかり生活していたERIZOにも感動でした

食べ物もとってもおいしくてマッサージも最高のジャカルタで癒されまくりのツアー

ジャカルタ、バグース(最高)絶対また遊びに行きたいと思います

ひさびさ登場三姉妹からのジャカルタレポでした 

ERIZO、8月末一時帰国予定、楽しみです