義母が筍の煮物を作ってくれました。
筍はアク抜きが必要で手間がかかるのですが、義母は上手に作ります。
食用にされる代表的な筍は中国から伝えられた孟宗竹(モウソウチク)です。
〝孟宗〟は中国・三国時代の呉の人物です。
ある冬の日、病気の母が筍が食べたいと言うので、竹林に探しに行きますが、筍があるはずもなく
天に祈りながら雪を掘っていたところ、驚くことに筍が生えてきて母に食べさせることができた。
いう話が語源と言われています。
そして〝雪中(せっちゅう)の筍〟という言葉もあります。
意味は、
得がたいものを手に入れることのたとえ。また、孝心の深いことのたとえ。
です。