不惑なノッポの徒然ブログ

不惑を迎えエンジニアとバスケットボールで文武両道を実践しているつもりながら寄り道ばかりの日々を綴ります。

箱根駅伝

2021-01-03 23:31:15 | Running

 箱根駅伝の復路号砲は午前8時、青女は昨日の結果を悲観して起きて来ず、ノッポも当てが外れたせいか起きることができず20分を過ぎてから観戦開始。

 ある程度の差をつけてトップを走る気持ちの余裕でしょうか、持ちタイムでは他大学ランナーに劣る創価大選手も表情から気持ちよさが窺え、波乱なく9区まで快走でした。

 そして、誰も予想していなかった、し得ない結末が待っていました。

 10区スタート時点で3分あまりの差でしたが、瞬く間に2,1分、そしてタイマーのカウントダウンのようにその差は縮まるばかりで、とうとう20 km過ぎの時点で首位交代、アナウンサーは絶叫、運営者の駒澤大監督は恒例の大八木節を響かせ、創価大監督は見つめるしかなかったでしょうか。

 初優勝のプレッシャー、仲間達の思い、安全過ぎる差、10区特有の温度上昇などなどによる過緊張から発生した軽度の脱水症状かと思いますが、最後まで走りゴールができて何よりでした。

 東洋大、青山学院大、東海大などの中堅・新進校の台頭、また増えてきている若いコーチにより指導法自体が変わりつつあり、昭和・平成前半のスパルタ的指導法は敬遠され始め、スカウティングで前者のような学校には有望選手が多数集まる傾向が強まっていました。

 そのような中で駒澤大は苦労していましたが、若いコーチが入り、監督の指導法が変わるとともに有望選手が集まり始め、今回の結果となって顕れたといっても良いかと思います。

 「あきらめたら試合終了」とはスラムダンクでは有名な言葉ですが、まさしく今回はそれがあてはまります。

 そして他大学選手たちを見ても、悲壮感を漂わせながら走らされているというより、自分のためがチームのためといったプラス思考で走っているように見える表情が多く、運動部員達の気構えも変わってきていると感じさせられた大会でした。

 また、青山学院大は復路優勝で面目躍如、傍観していた青女も最後は表情が晴れたような。

 そんな駅伝に触発されたのか、DRAGONS.BBの面々(YAMA血さん、て〇がA24さん)も晴れ間を逃さず出走していました。

 県内一で走って鍛えて、心拍数最大値と筋肉痛をこよなく愛するシニアチーム、今年も楽しみです!?(ほんの一部は飲んで食べて、体脂肪と尿酸値を愛している?)