環境問題で盛んに喧伝されているプラスチック製品ですが種類は様々です。
化学式では最も簡素?なポリエチレン:-[-CH2-CH2-]n-から、ポリプロピレン、ポリスチレン、樹脂などなど、あとは枚挙に暇が無いくらい。
馴染みのあるところでは、ダイオキシン発生源として話題になった「PVC」(ポリ塩化ビニル、ダイオキシンの件は現在でも論争中)、デュポン社のカロザース氏が1935年に開発した「ナイロン」(氏はその2年後に41才で自殺)、飲料と言えば今は「PET」ボトル(ポリエチレンテレフラート)などなど。
第二次産業革命でこれまでの石炭による蒸気機関から内燃機関が取って代わり始め、そのうち燃料も石油の利用が進み、それに伴い様々な石油化学製品が開発され、現在の大量生産大量消費社会へ至っています。
石炭にしろ石油にしろ、太古から地中に埋蔵されていたものを掘り起こして燃料や化学製品として利用されるので、それに伴い発生する二酸化炭素はこの世の営みで自然発生・消費される正常循環量とは異なり、その差分が地球温暖化を促しています、というところが巷間で叫ばれている地球温暖化説です。
が、地球規模での超長期(何百年以上)に亘る過去未来の検証は果てしなく、地球温暖化説自体の正誤は誰も分かっていないかと思います。
その対策や商品開発が地球規模で生業となっており、様々な主張が喧伝され利権が跋扈、暗躍しており、「2030年までのガソリン車販売ゼロ」「2050年までの温室効果ガス実質ゼロ」などが掲げられていることからまだまだ続くでしょうね。
そんなノッポも再生可能エネルギー分野を生業としているので否定的なことを主張するわけにはいかないのですが。
そんな一環で現在生分解性プラスチックの分解性を検証する実験を行っています。
論を俟ちませんが、淡々と注文・指令をこなしていかなければなりません。
そんな結果と地球温暖化論争を並行して検証しながらですかね。