ケロちゃんのあしあと

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虐待について

2019-02-06 | 雑文・雑録

また、親から子供への虐待で、実の子を手にかけてしまった事件が起きてしまった。

数日前から、新聞・報道で取り上げられ、昨日は児童相談所からの説明があった。

もう少し踏み込んでいれば、助かった命かと思います。とても残念です。

 

厚生労働省が作成している「こども虐待対応について」を読んでみた。↓↓↓

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dv/dl/120502_11.pdf

19ページ ⑤児童相談所の果たす役割 

この項目の全文を読む・・・

児童相談所で「指導するだけ」「助言するだけ」の立場になっていると重大な事態になるなどの注意書きが記載されている。

また、児童相談所だけでなく、市町村側も協力する必要がある。

今回の事件は、児童相談所・市町村側・学校側など、どれだけ関わっていたのか、本当に女児を助ける気はあったのか

 

22ページ 7、転居した事例への対応 (1)児童相談所の対応 を読んでみても

  ・・・途中省略・・・

しかし、実際には児童相談所間の引継ぎが不十分であったことから、かかわりが希薄になり、

援助過程に空白が生じ、虐待が再発して死亡等の重大な事態を招く事例が少なくない。

  ・・・途中省略・・・

「少なくない」と言うことは重大な事態が多いということでしょう。

 

虐待チェックリストも確認した。

このチェックリストでは、虐待があっているのか分からない。行政は余り関わりたくないと言っているようなもんだ

 

子どもに限らず、高齢者の虐待チェックリストを同様である。

私も高齢者虐待の実態があると告白して、ケア会議に参加したことがあるが、

今のチェックリストでは、どんなに訴えてもグレーゾーンになる。

これだけ訴えても市町村側の担当は現場を見に行かない。

身体にアザとか傷とかあれば・・・・そんなことになったら本人は殺されてしまうと、悔しい思いをしたことがあります。

週1度ヘルパーとしてその家に入っていたので、何かあったら一緒に逃げる。家庭裁判所に訴える。など

ご本人と話し合っていました。 ご本人は認知症のふりをされ、自分の身を守っていました。

色々ありましたが、現在、本人は安全な場所で暮らしています。

 

今、国が進めている地域包括ケアシステム

地域の皆さんで、地域を支えて行こうとしているのに、こんな事件ばかりの世の中

このシステムがきちんと機能するのは難しいw

誰もが安心して暮らせる町ってなに? kero

 

 


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