日々感ずることを、徒然に書いています。ご笑覧あれかし。

言葉というもの、非常に興味があります。

ちょっといい話、。でもねえ、。

2021-11-11 09:25:08 | 日記

私、76歳。

人間これほど生きていると、人生には、当然、悪いこともあるが、またいいこともあると分る。

というわけか、最近、ちょっといいことが起ったのである。

私、実は、同年輩の日本人ご夫妻のことが気になっていた。もう、50年も消息の途絶えたままである。

1970年頃に、御夫婦で、アメリカのNYに渡られたことは知っていた。

私も、その後しばらくして英国に渡ったので、我々の間の交信はないものに等しかった。

でも、先日、書類を整理していると、お二人からのロンドン私宛の手紙が見つかったのである。そこにお二人のNYでの住所が書いてあった。それが、たまたま私の知っているものであったので、ことさら興味がまし、探してみたい衝動に駆られた。

なぜ、その住所を私が知っていたかというと、それは、NYにある浄土真宗のお寺の住所だったからである。私、そこへ行ったことがある。ちなみに、この日本人カップルの奥さんは元々、佐賀県にある浄土真宗西本願寺派のお寺の娘さん。その伝手で、その時、そこへ身を寄せておられたのであろう、

もちろん、彼女の結婚前の旧姓は知っていた。彼女のお父さんが、そのお寺の住職さんだったというわけである。また、そのご住職は、何処かの学校の校長先生も務めておられたという。

私、そのご夫妻の現在の消息を知りたければ、彼女の生家のお寺を突き止めればいいと踏んだわけである。こういう時、お寺というのは、まことに重宝。日本のお寺は、動かないし、また住職は、概ね世襲制であるから、苗字が変わらないときている。

これらの情報を手に、私、このお二人の追跡にかかった。

ただ、どうしていいのかわからない。

それで、手始め、Facebookに頼ることにした。

すると、あった。

佐賀県伊万里にある浄土真宗のお寺で、ご住職の苗字が、彼女の旧姓(_川)と同じ。恐る恐る、私、電話をかけてみた。

お若い方が出てこられて、私の話を熱心に聞いてくださった。その寺のご住職かもしれない。

その方の仰るには、そのあたりの真宗のお寺で、住職のご苗字が、「_川」というのは、何軒もある。そのお寺は、私の探していたものではなかったが、「でも、当ってみましょう」と言ってくださった。

そして、すぐにご返事をいただき、「分りましたよ」。嬉しかった。

そりゃ、伊万里のような小さな町で、50年も前に、若い娘がNYに渡った寺といえば、探すのに、そんなに時間はかからないであろう。お寺、さまさまである。

私の、お寺にお出ししたメールが、アメリカのお二人に転送され、しばらくして、その昔の娘さんからメールが、私のところに届いた。彼女73歳、ご主人76歳。写真が添付してあり、いかにもお元気そうであった。

ただ、今住んでおられるところは、NYではなく、コネティカット州のウエストン。大きな土地を買い、そこに家を建てて住んでおられる。もうだいぶ前、1980年代にNYから移られたそうである。今何をしておられるかというと、養蜂とか、野菜の有機栽培とかそんなこと。

もう、50年も合衆国に住んでおられるのであるから、このご夫妻、昔私が知っていたお二人でななく、もうほとんど、アメリカ人になっておられるのではないであろうか。日本に帰っておられる様子も、あまりないし、。

彼女からのメールに、電話番号が書いてあったので、かけてみた。しかし、受信を拒否された、機械的に。

私、一度だけでいいから、お声を聴きたかっただけなのに、このお二人、かなりドライな人間になってしまわれたのかもしれない。

人間、何かやりたいことがあれば、諦めずに、あらゆる手をつくして、やってみるものである。

努力を重ねていれば、いつかは道が拓けるであろう。報われるであろう。

ただ、その努力というのは、真面目で真摯なものでなければならない。私はそう信じている。



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