ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

休眠モードから活動モードへ・・・・

2014-01-06 | 日記


一年の計は元旦にあり、といいます。
今頃そんなことを思い出しましてももう遅い?
計画も考えぬまま、今日から仕事が始まります。

もともと計画先行型の人間ではありません。
走りながら考えるタイプ、というより動かないとダメなようです。
考え5両、働き1両・・・・とすればどうやら1両のクチ。

ところで、日本の株式会社の平均寿命はどのくらいかご存知?
意外と短くて7年です、ちなみに米国はもっと短くて5年。
資本主義が進めば進むほど短命になってゆくのでしょうか。

株式会社ではありませんが、わたしの属するNPO法人は今年で9期目。
幸か不幸か、平均寿命を超えて生きています。
高齢化の波に逆らい、よくぞしぶとく生き残って、みなさんエライ!

だいぶ以前から会員の平均年齢を計算したいと思ってはいるのです。
でも、恐ろしくていまだに手が出せません。
たぶん死ぬまでできないことでしょう。

年齢と言えば、暮れの行政との打合せで出たシニアの年齢変更の話。
いまのパソコン教室は55歳以上が対象です。
それを65歳にしたいと言ってましたが、どうなるのでしょう?
今週、委託仕様の協議があるので、そこで決まることになると思います。

頭も休眠モードから徐々に仕事、活動モードへ。
新教室の相談をしないといけないので、昨日、日程調整のメール。
30分ほどのうちに返信がありました。

さすがにIT普及をミッションとするNPOです。
こういうふうにものごとが運ぶと気持ちがいいもの。
こいつは春から縁起がいいわいなぁ・・・・です。

ついでに月例の報告書と請求書を二つ作成。
すでに仕事モード全開となりました。
今日は年始挨拶と請求を兼ねて、4か所ほどへ行ってくる予定です。

読んだらボタンをポチッと押してね!
趣味ぶろ 教室ブログランキング

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化は一日にして成らず・・・・

2014-01-05 | 日記


年始の休みも残すところ今日一日だけ。
暮れの28日から10日間・・・・過ぎてみればアッという間です。
特に何をしたというわけでもなく、ただ、リフレッシュはだいぶできました。

リタイアした頃のこと、読書三昧、ラジオ三昧の日々の頃。
ある日、FMで日本の歌謡変遷史みたいな番組をやっていました。
DJの人が実にあらゆるジャンルの音楽に詳しく、とても面白かったことを覚えています。

DJは大瀧詠一さん。
暮れの30日に訃報を聞いて、そのことを思い出しました。
番組のタイトルがたしか日本ポップス伝。

録音があるかもしれない、とYoutubeを検索。
残念ながら見つかりませんでしたが、日本ポップス伝2というのがありました。
私が聞いた番組から4年後、1999年のFM番組です。

1時間半の番組が5回ですから、延べ7時間半。
なんとこれをすべて聞いてしまいました。
さすがに、これだけ聴くのも疲れるので、ぶつ切りでの、ながら聴取でしたが。

幕末官軍の、みやさん、みやさん・・・・が日本歌謡のルーツ。
戦前戦後の歌の数々を行きつ戻りつ、歌の変遷、変化を辿っていきます。
オペラ、ジャズ、唱歌・童謡、劇中歌、映画テーマ音楽、コミックソング。
アメリカンポップス、シャンソン、民謡、ビートルズ、フォークソング。
そして、最終日、フォークソングのルーツは三橋美智也だった・・・・。
関心のある方は、こちらのパート1から。http://youtu.be/NPdjIzOvoLE

聞きながら感じたのは、異国文化を取り入れることの日本人の旨さ。
猿真似と揶揄されたりもしますが、なかなかどうして、実に巧みだと思います。
それと、文化も洗練されてゆくには時間が必要だということ。

新しいものが生まれにくい時代になったと云われます。
ですが、新しいものは、異質なものとの出会いから生み出されます。
世の中の多様化がもっと進めば、また新しい文化も芽生えるように思います。

読んだらボタンをポチッと押してね!
趣味ぶろ 教室ブログランキング

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いいじゃないの、しあわせならば・・・・

2014-01-04 | 日記


中国の、とある湖のほとりに女人国があるといいます。
標高2700m、濾沽(ろこ)湖の周りに住む少数民族。
人口およそ4万人。

男の子が生まれると、殺すか、奴隷にされるか、のどちらか。
まさか、ですよね、アマゾンの国ではあるまいし・・・・。
ただ、女性が実権を握る母系社会だということです。

女性が家長となり、一族の財産を管理します。
そして、祖母から母、娘へと受け継がれてゆく。
それが1500年以上昔から続いているという世界最古の母系社会。

男は夜ごと女性の家を訪れ、明け方に帰る。
日本でいう「妻問い婚」ですね、現地では「走婚」。
何だか、光源氏の世界のような感じですね。

この母系制が重視するのは、誰もが生まれた家で一生を過ごすこと。
男は自分で家庭を持たず、自分の姉や妹の子どもの父親代わりになります。
財産を巡っての争いもなく、嫁姑の確執もない、それなりに合理的な制度。

走婚は文明社会にはふさわしくない。
文化大革命の時に、そう批判されたようですが、それでも生き残った。
とはいえ、近頃は若者が多民族と結婚することも多くなってきたとか。

わが師の1人兼好法師も、云っています。
男は家庭をもたずに、好きな女のところに通うのがいちばん、と。

近頃は、同性婚もあり、と聞きます。
家庭にも、愛情にも、さまざまなかたちがあっていいのでしょう。
そうなんです、いいじゃないの、しあわせならば・・・・。

読んだらボタンをポチッと押してね!
趣味ぶろ 教室ブログランキング

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女北斎の絵にぞっこん・・・・

2014-01-03 | 日記


きっかけは元日のブログでした。
画像に富士山を使いたくて、葛飾北斎の凱風快晴の絵を使ったのが始まり。
その日は、富嶽三十六景のうちの十枚ほど使ってFlashで年賀状を作成。

二日、まずはをYoutubeで映画「北斎漫画」を鑑賞。
三十年ほどの前の映画で、観るのは初めて。
ほぼ二時間、田中裕子演じる北斎の娘お栄が魅力的でした。

そのあとネットでお栄発掘?の旅。
映画ではお栄が絵を描くシーンは出てきませんでした。
でも、お栄も絵師で、人呼んで女北斎、画号は葛飾鷹為(おうい)あるいは鷹栄。

娘を呼ぶときに、お~い、と呼ぶ父の口癖から「鷹為」としたとか。
アゴが出た女性で、父北斎からはアゴ、アゴと呼ばれたとか。
北斎の弟子が北斎とお栄を描いた「北斎火宅の図」(国立国会図書館蔵)
たしかにアゴが目立っていますね。



それはともかく、冒頭画像が応為の描いた「廓中格子先図」。
こんな浮世絵見たことない・・・・とビックリしました。
父娘とも西洋画の勉強もしたといいますから、その影響が見てとれます。
立体感、それに光と闇の描き方が素晴らしい!

はっきりと鷹為作とわかる絵はそれほど多くないようです。
その中からもう一枚。
これも灯りで照らされる部分と影の部分に眼を奪われます。
それに画面上方の点々、散る花びらか、あるいは星なのか・・・・。



というわけで、昨日はお栄にぞっこんの一日でした。
正月も、はや三日、そろそろ仕事モードに戻らないと・・・・。
思いつつ、まだ、北斎父娘の絵が目にちらついて離れません。

読んだらボタンをポチッと押してね!
趣味ぶろ 教室ブログランキング

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっといい生き方ですね

2014-01-02 | 日記


暮れに都心の本屋へ行ってきました。
ネットで買うこともできるのですが、時々、店を覗いてみたくなります。

買うものがわかっていれば、ネットも便利です。
でも、思いがけない本に出会う楽しみはネットは与えてくれません。
この本を買った人は、こんな本も買っています。
というように似たような本をあげてはくれますが、それでは面白くない。

そこで、時々、書店の棚を眺めて回るわけです。
そんな本好きのせいか、リタイアしたら古書店でも、と思ったこともありました。
日がな一日、本の中に埋もれている暮らしも悪くはないかと・・・・。

池袋に文庫本専門の書店があり、昔、そこへ時々行っていました。
ほかに、駅の周辺に大きな書店が4つあって、なかなか便利でした。、
駅の南側にビルまるごとの書店ができてからは、よくそこへも。

その池袋本店に8年勤めた女性の話です。
圧倒的な量の本との闘いに疲れ、沖縄の那覇出店を機に転勤を希望。
でも、那覇店でも同じことの繰り返しでした。

もっとゆるやかな時間を過ごしたい。
そう思いながら2年が経ったとき、知り合いが古本屋を閉めることに。
これは自分がやるしかない、と思ってわずか3畳の店を継ぎました。

そこで知ったのは周りの人との距離の近さ。
人に迷惑をかけてはいけないと思ってそれまでは生きてきた。
でも、頼らざるを得なくなって、独りでは何も出来ないことが身にしみた。

人は助けたり助けられたりして生きている。
返せるときに返せばいいんだ、と思うようになったといいます。
そして、ここには地に根っこを生やした生き方がある、と。

有名大を出た、いってみればキャリア女性の彼女。
それを捨てて収入は3割減、でも、何とか食べられているそうです。
店もこの大きさがちょうどいい、小さいなりに幸せな社会。
みんなに支えられてできた店をできるかぎり長く続けたい。

そんな彼女に遠くからエールを送りたいと思います。

読んだらボタンをポチッと押してね!
趣味ぶろ 教室ブログランキング

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする