ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

冬の夜空とラブソング

2014-01-11 | 日記


自転車に乗っていると頬にも目にも冷たい風が突き刺さります。
そして目から涙、鼻からは鼻水・・・・。
年が明けてからは首からマフラーが離せなくなりました。

とはいえ東京では気温が零度を下回ることは滅多にありません。
冷え込みが今冬一番の今日でも予想は0度。
零下50度とか60度とか、いったい、どんな寒さなのでしょうね。

冬の夜空は、東京でもかなり星が見えます。
物好きにも時々ベランダに出て、震えながら空を見上げたりします。
今の季節、目にするのはオリオン座、そして、昴(すばる)・・・・。

オリオン座1600光年、すばるはたしか400光年。
気が遠くなるような時間を隔てた光を、今見ている・・・・。
人ひとりが生きているのは、ほんの一刹那、と実感する時でもあります。

人間の意識は刹那のあいだに生成消滅するものである。
というのが、無常観と結びついた仏教の教え。
一瞬の時間の単位としても使われますが、どれだけの時間かは忘れました。

オリオン舞い立ちすばるはさざめく・・・・。
小学校で習った唱歌ですが、今でもこういった唱歌の類いは教わるのでしょうか。
堀内敬三の訳詞だったと思います。

原曲はアメリカ産で、モーリーという女性への熱烈なラブソング。
そう音楽の先生が説明してくれた・・・・わけはないですね、小学生では。
訳された歌詞にも、ラブソングらしいところはありません。

俗塵を離れ、童心に還って口ずさんでみるのもいいかも。
というわけでYouTubeで「冬の星座」を。

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科学的という言葉に騙されないために・・・・

2014-01-10 | 日記


科学を装っていますが実は科学ではないものをエセ科学といいます。
とはいっても、科学とエセ科学を見分けるのは簡単ではありません。
もともと、科学とは何か、ということ自体にも論争があるからです。

いまのところ「反証可能なもの」というのが科学の定義のようです。
でも、これでは正直なところ何のことかさっぱりわかりません。
というわけで、エセ科学を見分けるための七つの基準。

先日の新聞の記事なので、読んだ方もおられるかと思います。
インドネシアの科学ジャーナリストから記事の著者に送られたものと書いてありました。
順番は記事と入替え、言葉もわかりやすく言い換えてあります。
それぞれがエセ科学の特徴、( )の中に科学の特徴が書いてあります。

1.何にでも利く(限られた範囲で利く)
2.都合のよいことだけを選ぶ(あらゆることを考慮する)
3.批判を受入れない(批判を歓迎する)
4.ひとりだけで評価する(複数の人も評価する)
5.再現性がない(誰がやっても同じ結果になる)
6.いい加減な測定(正確な測定)
7.考えを変えない(正当な証拠や理論があれば考えを変える)

健康に関することなどでは、特にエセ科学といわれるものが目立つようです。
信じる者は救われる・・・・科学的ではなくても、本人がそれで救われるならいいのでは?
そんな考え方もあるかもしれませんが、それで騙されたと憤る人もいます。

眉に唾をつける、という言葉があります。
古来、人は人を騙すもの、ということから生まれた大事な生活の知恵なのでしょう。
上の7か条、唾をつけたくなった時に思い出すといいかもしれません。

頭を雲の上に出し・・・・今朝はそんな富士山が見えました。

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古くて新しい磁気テープ・・・・

2014-01-09 | 日記


昨日、メンバーの一人と現役の頃の話をしていました。
当時の大型コンピュータの性能は、今のパソコンに遥かに及びませんでした。
メモリもハードディスクも256KBなどと、今のおもちゃ以下。

入力装置は紙テープや紙カード。
テープや紙に穴をあけたものを読み取って処理します。
カードパンチという仕事が、パンチャーという職業として成り立っていました。

これらは、その後、フロッピーディスクに記録し読み取る方式に変わります。
ハードディスクはまだ高く、大量データの記録は磁気テープが主流でした。
そのテープも、年々高密度、低コスト化したディスクに置き換わって減少の一途。

ところが、その磁気テープの需要や供給がV字回復しているようです。
その背景の一つが、記録する材料(バリウムフェライト)の改良。
微粒子化が可能で、今後もまだまだ大容量化の余地が残されているといいます。

ちなみに100テラバイトのデータを保存するとした場合のコスト。
ハードディスクだと1TBあたり約7万円、磁気テープは1万5千円。
これでは、大量データの保存には磁気テープを選択したくなります。

個人でビッグデータを扱うことはないので無縁の話。
と思うかもしれませんが、意外とそうでもありません。
たとえば銀行の入出金などのデータ、これらはすべて取引データとして記録されます。
そして磁気テープの形でアーカイブセンターへ。

また、多くの人が使っているGメール。
これらの保存にも磁気テープが使われています。
冒頭写真は、グーグル社データセンターのテープライブラリ。

こうした磁気テープの主要部材はほとんどが日本のメーカ製です。
その割に国内向け出荷がわずか2%。
日本企業の大量データのバックアップへの取組みそのものが遅れているためでしょう。
災害大国日本、企業ももっとITリテラシーを高めてゆかないと・・・・。

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フィッシング詐欺メールにご用心!

2014-01-08 | 日記


昨日、冒頭写真のようなフィッシング詐欺メールを受け取りました。
個人宛ではなく、団体宛のメールです。
宛先のドメイン名は消してありますが、trustという文字が使われていました。

一見して、フィッシングとわかるメールです。
まずは「本人認証サービス」という文言がおかしい。
再三再四言われているように、銀行はメールでそんなことはしません。

発信元のドメイン名にYahooとあるのもヘンです。
大手銀行ならjpドメインを持つはず。
かつ、本文が「こんにちは!」と始まります。

銀行がいつからそんなになれなれしい言葉を使うようになったのでしょう?
油断させるつもり、にしてはお粗末です。
やはり、銀行は堅いイメージのほうが銀行らしいのです。

ともかく銀行サイトへアクセスしてみました。
やはり、1月6日の日付で、注意喚起のメッセージが掲載されていました。
そこに載っていたメールと同一内容です。
11月下旬から送られ始めたと書いてありました。

それからメールの宛先ドメインを調べたら実在する会社でした。
会社概要を見たら、取引銀行としてこの銀行の名前が・・・・。
ちなみに当団体での取引はありません。

一応、フィッシング対策協議会宛にメール。
うっかりリンクアドレスをクリックすると困るので、来たメールは削除。
でも、今にして思うと、サイトまで行ってみてもよかったかもしれません。
本物そっくりのよくできたサイトだそうですから・・・・。

それでは皆様もどうぞご用心!

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懐を温めてほしいと寒の入り・・・

2014-01-07 | 日記


5日が寒の入りでした。

 月花の愚に針立てん寒の入り 芭蕉

月よ、花よ、なんて風流をいえるような寒さではない。
と云いながら寒の入りを風流に仕立てようとする自分がここにいる。

といった意味合いでしょうか。風流もツライよ、ですね。
寒風の中を自転車に乗る現実にもかなりつらいものがありますけれど。

今朝も、起きて窓のカーテンを開けたら、結露でびっしょり。
1年中でいちばん寒い時期。小寒、大寒とおよそ2週間づつ続きます。
春よ来い、早く来い・・・・の心境になる季節です。

景気が回復し、収益をあげた企業が社員の給料を上げ消費が伸び・・・・。
首相の年頭会見を聞いていてもなぜか心温まりません。
給料を上げるか上げないかは、政治がどうのこうのできる話ではないからでしょう。

先日、タクシーに乗った時に、運転手さんに訊いてみました。
景気がよくなった実感がありますか。
「ないですね~。たぶん給料も上がらないでしょうねえ・・・・」

残念ながら同感です。
もともと高成長で人件費が高くなりすぎたという背景があります。
だから、企業は生産拠点を海外に移し、さらに正社員をリストラし、非正規雇用を増やした。

一方でそれを更に後押しするような派遣法を改正しています。
企業としては当然コストの高い正社員より派遣社員を増やすでしょう。
仮に給料が上がるにしても、たぶん恩恵にあずかれるのはほんの一部の人。

金持ちのおこぼれで多くの人が食ってゆく。
そんな社会が幸せだとは誰が考えたのでしょうね。
ともかく、政治は明らかにそういう方向を目指していることは確かです。

そう思うと寒さが一段と身にしみます。
何とか早くしないと日本は凍土の国になってしまいそう・・・・。

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