結~つなぐ、ひらく、つむぐ~

身近な自然や社会との関わりを通して、マイペースで、新たな自分探しに挑戦しながら、セカンドライフ、スローライフを楽しむ。

若葉が出た…トックリヤシモドキ

2012-11-06 | 教育

 沖縄では、街路樹として、ホルトノキ、ホウオウボク、モモタマナ、ガジュマル、クロキなど、いろいろな樹木が植裁されています。ヤシの仲間もいくつかあります。写真は、国道58号線、北谷町砂辺付近に、街路樹として植栽されている「トックリヤシモドキ」です。

 台風で痛めつけられ、一時期、ほとんどの葉が褐色になっていました。以下の写真は、ヤシの仲間の「若葉」「花」「実」を撮影したものです。褐色の葉の間に、頂から若葉を出しているのが見えます。そのような場面に接するたび、「たくましい生命力」を感じ、元気が出ます。

トックリヤシモドキ(2012/11/04)

若葉がでた…(2012/11/04)

 下の写真は、うるま市石川、石川少年自然の家で撮影しました。幹からこん棒状ものを出し、肉穂花序が出て下垂します。肉穂花序に多数の花をつけます。楕円球状で緑色をしており、熟すると暗緑色になります。

実がついた…(2012/10/10)

 中東では、ナツメヤシの実「デーツ」を好んで食べます。カロリーが高く、保存食として用いられ、特にラマダンの時に重宝されます。おみやげ品としても喜ばれます。……ところで、「トックリヤシモドキ」の実は、どれくらい大きくなるのだろうか、食べられるのだろうか?……

 街路樹のヤシの実は、道路管理工事で、枯れ葉とともに、バッサリと切られました。



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