沖縄では、街路樹として、ホルトノキ、ホウオウボク、モモタマナ、ガジュマル、クロキなど、いろいろな樹木が植裁されています。ヤシの仲間もいくつかあります。写真は、国道58号線、北谷町砂辺付近に、街路樹として植栽されている「トックリヤシモドキ」です。
台風で痛めつけられ、一時期、ほとんどの葉が褐色になっていました。以下の写真は、ヤシの仲間の「若葉」「花」「実」を撮影したものです。褐色の葉の間に、頂から若葉を出しているのが見えます。そのような場面に接するたび、「たくましい生命力」を感じ、元気が出ます。
トックリヤシモドキ(2012/11/04)
若葉がでた…(2012/11/04)
下の写真は、うるま市石川、石川少年自然の家で撮影しました。幹からこん棒状ものを出し、肉穂花序が出て下垂します。肉穂花序に多数の花をつけます。実は楕円球状で緑色をしており、熟すると暗緑色になります。
実がついた…(2012/10/10)
中東では、ナツメヤシの実「デーツ」を好んで食べます。カロリーが高く、保存食として用いられ、特にラマダンの時に重宝されます。おみやげ品としても喜ばれます。……ところで、「トックリヤシモドキ」の実は、どれくらい大きくなるのだろうか、食べられるのだろうか?……
街路樹のヤシの実は、道路管理工事で、枯れ葉とともに、バッサリと切られました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます