ご冥福をお祈り申し上げます。
昨年NHKの放送で震災後休みもなく働いている老医師の高野先生。原発から一番近い病院でした。
常勤の先生は高野先生だけで、守り続けた地域医療を義務感の塊のように働き抜いていた。
入院患者さんからも「先生頑張って。大丈夫?」心配されながらも慕われていた。その姿に感銘致しました。が最後は火災で、亡くなられたことをニュースを聞いてから心が晴れない。
番組の中で県庁に後任の医師を探して欲しいと願って申し出たのにも関わらず良い返事が貰えなかった。とても疲れ切っている様子だった。
高野先生が亡くなられてから広尾町の町長や県も動き出したが、もう少し早く動いて欲しかった。特に県の対応がつめたいなぁと感じた。
原発で一番近い病院が高野病院だった。震災後入院患者と一緒に逃げるように通達されたけれど、留まることを選び一人も患者さんを亡くならせることがなかった。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。