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ミルク

2009-05-08 15:18:31 | 活弁見聞録
ズレ:「同性愛てぇ際立ったテーマを背景としつつ展開されるのは骨太の政治運動ドラマで、当時の実写フィルムが随所に挿入されて大半の登場人物が現在もご活躍中ってことだとキャラクターやエピソードも限りなくドキュメンタリーに近い感じだぜ。
 これだけの大騒動がまったく記憶にないとはいよいよボケも極まれりかと焦りつつ1978年をひもといてみると時あたかも本邦はプロ野球界から政財界まで震撼させた空白の1日事件が起きた年ってことになってて、当然この事件も報道はされたんだろうけど失礼ながら際物トピックスとしてさして印象に残らずに過ごしちまったのかもしれねぇなぁ。
 少なくとも当時より形式的・表面的にはマイノリティに対する差別はなくなってるとしても本来的に差別感情てなぁ人の心のかなり深いところに根差してるうえに特にキリスト教圏じゃ宗教的なタブーとしての反感も相当根強いらしく、そもそも異常と正常の境界はどう線を引いたもんかてなぁ世に人間がいる限り尽きることない命題のようだわな」
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