つれズレ愚抄

つれ：「法相が死刑執行の職責を全うして批判されるってのも妙な具合だよねぇ」

ズレ：「大臣公選制でもないのに落選したのに居座るとは何事だってな論調が絡むのも妙な具合だけどよ」

つれ：「本来死刑廃止論者の筈がそういう批判を交わすかのように急遽執行命令を出したり、その言い訳のためのポーズのように執行に立ち会ったりってパフォーマンスがさらに批判の的になってるみたいだねぇ」

ズレ：「そもそも国民の８５％は死刑制度を容認してるって説もある中で、累代の法相個人の信条次第で刑の執行が見送られるてぇ事実の方を虚心坦懐に検討するようじゃねぇのか」

つれ：「まがいなりにもルールの定まってることを、如何に大臣とはいえ個人の見解で曲げられるならそも法治国家とは何ぞやってことにもなるもんねぇ」

ズレ：「ルールを文言だけで運用すりゃ巷間話題のブログ市長さんのように何でも専決処分で片付けちまうてな乱暴な話も出てくるし、杓子定規じゃないけれど野放図でもないてぇ微妙な勘所が世に失われてるってことかもなぁ」

つれ：「韓国さんの顔色を窺って防衛白書の公表を見送るてなビミョーな配慮は行き届いてるのにねぇ・・」