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アジャストメント

2011-06-06 21:24:00 | 活弁見聞録

つれ:「ロミオとジュリエットを神曲のスパイスに漬け込んでからデスノートとドラエモンを付け合わせにしたような案配で、制作者の意図とは異なるかもしれないけど、エンターテイメント作品としては日本の観衆が一番楽しめるかもしれないよ。
 むしろこの時節が時節だけにいささか運命てぇものにはセンチメンタルにならざるを得ないところで、どうしたってあの大震災でどれほどの命運がちょっとしたことで分けられたんだろうかと思いが至って、単なるエンターテイメントを超えた感慨を抱く方も多いかもねぇ。
 ストーリーとは全然関係ないけどヒロインの”バカに政治を任せていいの?”てな台詞は特に痛切だし、運命を書き換えてくれる議長とやらがいらっしゃるもんならせめて原発だけでもなかったことにして貰いたいと切に願うところだょ」 

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