つれ:「グッチファミリーのお家騒動を描いた原作の映画化権をいち早く獲得したリドリー・スコット監督の手にかかると、武具や甲冑は現れずともグラディエーターや最後の決闘裁判を彷彿とさせる骨肉相食む戦国絵巻の趣が漂ってるよねぇ。
事実に着想を得たどころか事実そのものみたいなストーリー展開にはグッチ家が色を成してるそうで、スコット組とも言うべき達者な俳優陣にガガ嬢やパチーノ御大まで加わった華麗な布陣は巨万の富を築き上げたが故に内紛を招いた同族企業の脆さを一層際立たせてるようじゃないかぃ。
そんな中にいきなり日本語の台詞や御殿場のブランドモールが飛び出してくるのはスコット監督ならではのご愛嬌かと思ったけど、バブルに踊ったブランド漁りが少なからグッチの繁栄を支えてたって意味合いならマネー・オブ・ジャパンの隆盛と凋落の物語にも重なってくるねぇ」
カレンダー
最新のコメント
最新のトラックバック
BACK NUMBER
プロフィール
goo ID | |
nsmr28 | |
性別 | |
都道府県 | |
自己紹介 | |
非公開 |