ものづくり作家の作品を展示する「第10回奥永源寺・匠の祭」(東近江市などの後援)が、10月28―31日の10:00〜16:00まで、東近江市蛭谷町の木地師資料館周辺で開催される。
第10回「奥永源寺・匠の祭」
開催日時: 10月28日(金)―31日(月)の10:00〜16:00
場所: 木地師資料館周辺(東近江市蛭谷町176)
https://www.higashiomi.net/media/miru/a192
「匠の祭」は、ものづくり作家が木地師発祥の地に集まって交流を深めようと、2013年に始まった。コロナ禍の影響で一昨年は中止されたが、昨年から再開、今年で10回目を迎える。回数を重ねるごとに作家とリピーターの輪が広がり、様々な手仕事に出会える場となっている。
出展する作家は東近江市を中心に、木地師、木工、木彫、能面、陶芸、革、版画、ガラスなどの28人で、資料館周辺の古民家3軒の屋内外で展示、販売する。
会場では実演があり、木工の福山智子さん、木彫の井尻一茂さんの丁寧な手仕事を見学できる。
作品づくりを楽しむワークショップは、木彫とガラス、木工となっている。希望者は当日受け付け。費用1000円前後。
また、会場では、田楽やたこ焼き、軽食のキッチンカー、いわなの塩焼き、弁当の販売、政所茶の試飲販売、サボテン展示販売、着物リメイクがある。
木地師で実行委員会の北野清治さん(62)は「作家の丁寧な手仕事と奥永源寺の秋を楽しんでほしい」とPRしている。
問い合わせ: 第10回「奥永源寺・匠の祭」実行委員会 北野さん(TEL 090―6558―7548)
<滋賀報知新聞より>