中山道420周年の節目を記念し、地域のまちづくりに取り組む東近江市の「五個荘地区まちづくり協議会」はこのほど、五個荘竜田町の中山道沿いにある蔵を改修して「散策案内所」としてオープンさせた。
↑写真:滋賀報知新聞より
開所を祝う式典では小椋正清東近江市長、地元市議会議員の大橋保治議長、中山道沿線の自治会長らが来賓で出席し、新たな観光拠点に期待を寄せた。
式典では近江商人三方よし発祥の地を知らせる説明看板の除幕も執り行われた。
小椋東近江市長は「皆さんの努力と思いに感謝」とまち協関係者らを労い、「観光としての五個荘の地位は大きく、集客能力や素材がある。受け継いできた歴史文化の価値を後世につなぐ役割を担っている。さらに磨きをかけて飛躍して欲しい」と期待を寄せた。
今回改修された蔵は、かつて旧五個荘町の書庫として1956年に建設されたもので、合併後も東近江市が所有してきた。ほぼ手つかずのまま管理されてきたが、「観光拠点として活用できないか」と、地域活性化に取り組む五個荘地区まち協の中山道五個荘にぎわい事業委員会が中心となって市に要望。その後、市管理のもとで五個荘地区まち協が借り受けて運営していくことが決まり、まち協で板の張り替えなど改修を行ってきた。
小椋東近江市長は「皆さんの努力と思いに感謝」とまち協関係者らを労い、「観光としての五個荘の地位は大きく、集客能力や素材がある。受け継いできた歴史文化の価値を後世につなぐ役割を担っている。さらに磨きをかけて飛躍して欲しい」と期待を寄せた。
今回改修された蔵は、かつて旧五個荘町の書庫として1956年に建設されたもので、合併後も東近江市が所有してきた。ほぼ手つかずのまま管理されてきたが、「観光拠点として活用できないか」と、地域活性化に取り組む五個荘地区まち協の中山道五個荘にぎわい事業委員会が中心となって市に要望。その後、市管理のもとで五個荘地区まち協が借り受けて運営していくことが決まり、まち協で板の張り替えなど改修を行ってきた。
この日、会場では「420周年祭」と題して、開所とともにまち歩きツアーの開催やキッチンカーも並び、記念事業を祝った。 式典で五個荘地区まち協の小杉勇会長は「中山道や東近江市を訪れた人たちが『もう一度いってみたい』と思ってもらえる場所にしたい」と挨拶し、関係者に感謝の言葉を述べた。
中山道五個荘にぎわい事業委員会の八田英雄委員長も、あんどんで中山道を灯す中山道灯り路の開催や一里塚石碑の設置、散策マップの制作など中山道を利活用した委員会の事業経過を伝え、「中山道には先人のかけがえのない歴史遺産が多く点在し、魅力あるものにと様々な事業に取り組んできた。観光やまちづくりの起爆剤になることを願いたい」と思いを話した。
中山道五個荘散策案内所
開館時間: 土、日、祝日(10:00~15:00)
*2022年12月12日〜2023年2月頃までは冬季閉館期間となる。来訪に際しましては注意。
東近江市五箇荘龍田町6-4
0748-48-7303
1階では案内人が常時して観光案内を行うほか、五個荘でつくられている郷土玩具「小幡人形」や中山道の絵画などが展示され、地域の歴史文化に触れる空間となっている。
また、オリジナルの中山道通行証明書の発行(300円)も行い観光振興を促す。
2階は自由スペースとして開放し、気軽に休憩を取ることもできる。
↑写真:滋賀報知新聞より
<滋賀報知新聞より>