3月3日のひな祭りを前に、無添加素材を使った特産品の加工や直売を手がける五個荘生活改善実行グループが、「ひし餅」の販売を開始した。
販売初日の2月19日(水)、木箱で一晩寝かしてかたどった餅を切り取る作業から始まった。 下から緑、白、赤と、形が揃った餅を丁寧に重ね、真空パックで袋詰めした。縦7cm・横16cm・350gのやや大きめのひし餅は、20年以上続く地域の風物詩で、地元の繖(きぬがさ)山で取れたよもぎを使うなど、地産地消にもこだわっている。
「値段は350円で20年ずっと据え置き。手にとって食し、ひな祭りを感じてほしい」と話している。
販売はぷらざ三方よし(東近江市五個荘塚本町)内にある「ごきげん館」で行っている。数量限定。この時期限定の「ひなまつりあられ」も人気を集めている。
<滋賀報知新聞より>