滋賀県を代表するハレの日の郷土料理」「ふなずし」。
材料となるニゴロブナの漁に今年初めて挑戦した三日月大造知事が仕事納めの12月27日、滋賀県庁で自ら漬けたふなずしのたる開きをした。そのお味は?
【過去ログ】 「究極のスローフード」ふなずしを求めて滋賀県知事は漁に出た<朝日新聞より>
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/a7b04f348acd326fcc8d71c2cd1f0d2e
4月に沖島へニゴロブナ漁に出かけ、7月に塩漬けしたニゴロブナをたわしで磨き、ご飯と共に再び樽に漬けて発酵させた。樽を毎日たたきながら、三日月知事は「今日も頑張ろう」と声をかけ続けたという。
知事就任翌年の2015年から毎年、沖島で飯漬けするが、漁から挑戦するのは初めてだった。滋賀県庁で樽開けし、盛り付けられた「ふなずし」を一口ぱくり。「今までで一番うまい。酸味、うまみ、溶けるような発酵。お正月に家族でいただきたい」と感想を述べた。
「ふなずし」の発酵食文化を振興していくため、滋賀県庁では今年、若手職員や県外出身の職員を中心に「ふなずし」を漬ける研修を開催。スポーツ課の原遥さん(25)は生まれも育ちも滋賀県内だが、「ふなずし」を食べるのも漬けるのも初めてという。「くせが強くてあまり美味しいイメージがなかったけれど実際に食べてみると美味しかった。自信を持って滋賀県外の人に薦められる」と話した。
ふなずし(農林水産省HPより) https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/funa_zushi_shiga.html
<記事・写真: 朝日新聞より>