タイで亡くなった義理弟の葬儀はタイのバンコク郊外のMinburi地区にある「Wat Bang Peng Tai」で行われた。
今回の葬儀は2月12日(水)ー2月13日(木)に行われた。通常は3日程度だったらしいが2月14日が金曜日で、この寺院は金曜がお休みであるため2日間に短縮された。故人の遺体は我々親族が現地到着するまでこの寺院で約1週間大切に保存していてくれていた。また、通夜に相当する儀式は我々が到着する前に済んでいた。
当日は夕方着のフライトだったので私達は空港から寺院へ直行した。葬儀は通常、夜からのようで19時から1時間程、3人の僧侶のお経があり、私達親族もお供えなどの儀式のシーンでその場で指導を受けながら参加した。会社のタイ人も多数会社の業務を終えて参加してくれていた。親しかった日本人も来てくれていた。
2日目は午後、遺体はタイの美しい花に囲まれた寺院中央の祭壇兼火葬場に移され、司会者により彼の経歴や功績を述べた後、今回も多数のタイ人社員と日本人参列者が3周祭壇を廻った後、最後のお別れをしたのだった。会葬御礼に彼の名前入りのペンが渡された。
3日目はお骨揚げであるがタイでは遺族が拾うことなく寺院がやることになっているらしい。この日、3分骨した遺灰を受け取った。1つはタイ、2つ目は日本、3つ目はトンガ向きである。
4日目の2月15日(土)、本人の希望により、バンコクから1時間余のチャチューンサオ県のバーンパコン川に彼の遺灰を流してあげた。現地に到着後、小型の船に乗り換え、川沿いに白く輝く美しい寺院「ワット・ソートーン」がある絶好の場所だった。彼の魂は愛したタイできっと成仏し、安らかに眠ってくれるに違いない。陸に戻りワット・ソートーンに参拝したがタイでは極めて珍しい白色で大規模な寺院である。
これでタイでの葬儀関連は終了し、分骨の1つは私達が日本に持ち帰った。彼の妻は同様に分骨をトンガに持ち帰り、妻の家族のお墓に埋葬したと連絡があった。日本では49日法要の後、彼の両親が眠るお墓で一緒に眠ることになる。
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