滋賀県近江八幡市の「西の湖」で、ツバメが集団でヨシ原の巣に帰る「ねぐら入り」をしている。
↑写真:京都新聞より
ツバメは春に東南アジアから渡来し、繁殖する。子育てを終えると、群れで集まって眠る。西の湖のねぐらは関西有数の規模で、数万羽が羽を休めるという。日没直後に夕空を背に群舞し、猛スピードで湖上を滑空。燕尾のシルエットが躍動している。
夕方、ツバメが集まってきて、いくつもの群れが湖やヨシ原の上を飛び回る。薄暮の中、さらに大きな集団となり、湖面すれすれを飛行。一気にヨシ原へ飛び込むと、辺りは夜のとばりに包まれる。ねぐらは広大なヨシ原で移動し、日によって群舞の場所は変わる。
9月末ごろまでまとまった数が見られるという。
<以上、京都新聞より>