バスケットボールBリーグ2部(B2)の「滋賀レイクス」は5月19日(日)、ホームの滋賀ダイハツアリーナ(大津市)で「越谷アルファーズ」(埼玉県越谷市)とプレーオフ決勝第2戦を戦い、89-87の接戦を制してB2優勝を果たした。
「レイクス」は第1クオーター(Q)で一時10点差をつけられたが巻き返し、第2Qでは柏倉哲平主将が3ポイントシュートを2本決めるなど着実に加点し、52-47で折り返した。
5点差をキープして迎えた第4Qでは徐々に点差を詰められ、残り10秒で2点差に。3ポイントシュートで逆転を狙う越谷をディフェンスの連係で阻み、守り切った。
相手の最後の一投がリングにはじかれた瞬間、レイクスの選手はこぶしを突き上げて感情を爆発させた。柏倉主将は「タフなゲームだったが、ブースター(ファン)の皆さんとともにチーム一丸となって、滋賀で優勝を勝ち取れたのはうれしい」と喜びを語った。
今季限りで引退する真庭城聖選手は、コート上で花束を受け取った。終了後の会見では「バスケ人生の最後の試合を優勝で終えられたのは、とても恵まれている。バスケの神様に感謝したい」と話した。
<記事・写真: 中日新聞より>