3月28日(月)第2試合で、滋賀県代表の「近江」は準々決勝戦で、同じ関西勢の「金光大阪」とで対戦し、着実に加点し「6対1」で勝利し、「ベスト4(準決勝)」に進出した。
近江は昨年夏に続いてのベスト4の快挙である。
今大会、「近江」はセンバツ19年ぶりのベスト8、そして春の大会ベスト4は滋賀県勢初である。昨年夏にもベスト4まで進出していた。今や着実に強豪校の仲間入りに近づいて来ている。
特に今大会はコロナウイルスで辞退した「京都国際」に代わって急遽出場しただけに準備不足だったがそれでも健闘し、ベスト4まで進んだのは立派だった。
【補欠校から出場でベスト4は初】
近江高校はセンバツ高校野球に補欠校から出場したチームで、初めてベストフォーに進んだ。
近江高校はチーム内で新型コロナウイルスの感染が広がった「京都国際高校」が大会への出場を辞退したため、開幕直前に近畿地区の補欠1位から出場が決まった。
出場決定からわずか3日後に行われた1回戦に勝ったあと、続く2回戦、28日の準々決勝と、3試合に勝ってベスト4に進んだ。
高野連=日本高校野球連盟などによると、今年で94回目を迎えたセンバツ高校野球では、出場を辞退したチームに代わって補欠校が出場したケースが過去12例あるという。
このうち、▼1935年の愛知の中京商業、▼1952年の長崎商業、▼1992年の兵庫の育英高校はベスト8まで勝ち進み、その他の9校は初戦で敗退した。
このため「近江高校」は補欠校から出場したチームで初めてベスト4に進み、最高の成績を残すことになった。
<NHK大津より>
近江の大黒柱である投手山田は3試合一人で投げ切り、また、4番、主将でチームを引っ張った。
準決勝は3月30日(水)に「浦和学院」(埼玉)と対戦する。
近江高校の健闘を祈る。