長浜観光協会は、1882年(明治15年)に「北陸線長浜-柳ケ瀬」間が開業した際に開設された6駅の「停車場印」を作った。懐かしい駅やホームの風景写真をあしらっている。
「停車場印」は、寺院や神社を参拝したことを証明する御朱印のように、駅を訪ねたことを証明するはんこを押した紙。今は廃線となった木ノ本-柳ケ瀬間を含む開業当時のルートを、電車や徒歩で散策するきっかけになればと製作した。
「停車場印」は長浜-柳ケ瀬間開業時に設置された駅のうち、大寺駅(現虎姫駅付近)を除く長浜駅、河毛駅、高月駅、木ノ本駅、中之郷駅、柳ケ瀬駅の6種類。
長浜駅印は長浜市北船町の長浜鉄道スクエア、河毛駅印はJR河毛駅内の河毛駅コミュニティセンター、高月駅印は高月駅内の高月総合案内所、木ノ本駅印は木ノ本駅内のふれあいステーションおかん、中之郷駅印と柳ケ瀬駅印は余呉駅で販売している。それぞれ税込み300円。
長浜鉄道スクエアでは、蒸気機関車(SL)のイラストをデザインした各停車場印を収集、保管するための停車場印帖も1650円で販売している。
問い合わせ:長浜観光協会
滋賀県長浜市北船町3-24 えきまちテラス長浜
0749(53)2650
<中日新聞より>