国宝・彦根城近くの「夢京橋キャッスルロード」で土産物の販売などを手がける「夢京橋あかり館」(彦根市本町)について、彦根市が宿泊施設として活用することを検討している。
新たな観光拠点をつくり、地域のにぎわいをつくり出す狙い。リノベーションのアイデアなどを民間の事業者と意見交換した上で方針を決める。
新たな観光拠点をつくり、地域のにぎわいをつくり出す狙い。リノベーションのアイデアなどを民間の事業者と意見交換した上で方針を決める。
↑写真:中日新聞より
「あかり館」は、観光情報の発信などを担う拠点として1997年に設立した。彦根市が建物を所有し、市などが出資する第3セクター「夢京橋」が指定管理者として運営。現在は1階で土産物などを販売し、2階は有料エリアとして企画展を開いている。
「夢京橋キャッスルロード」には、「あかり館」のほかにも飲食店や土産物店が並んでいる。ただ、彦根城の入場者数に比べて訪れる人数が伸び悩んでいるほか、複数のホテルがあるJR彦根駅周辺とは異なり宿泊施設がほとんどない。
彦根市地域経済振興課の担当者は「(あかり館を)宿泊施設にすることで、夜にキャッスルロードを歩く人を増やし、地域経済を盛り上げる起爆剤にしたい」と話す。
彦根市は活用に向けた検討を進めるため、リノベーションのアイデアや、運営を担う意欲などを民間事業者と意見交換する「サウンディング型市場調査」を実施する。結果を踏まえて宿泊施設として活用できると判断すれば、リノベーションや運営を担う事業者を募る手続きを進める。
彦根市は、建物は無償貸し付けとする一方、改修費用や運営費は事業者が負担することを求めているほか、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が滋賀県内で開かれる2025年度に開館予定とすることなどを条件としている。
調査の参加申し込みは8月中に受け付け、意見交換は8月29日、30日、9月1日に予定。調査に先立ち、あかり館の現地見学会を8月上旬に開く。
問い合わせ: 彦根市地域経済振興課
0749(30)6119
<中日新聞より>
「あかり館」は、観光情報の発信などを担う拠点として1997年に設立した。彦根市が建物を所有し、市などが出資する第3セクター「夢京橋」が指定管理者として運営。現在は1階で土産物などを販売し、2階は有料エリアとして企画展を開いている。
「夢京橋キャッスルロード」には、「あかり館」のほかにも飲食店や土産物店が並んでいる。ただ、彦根城の入場者数に比べて訪れる人数が伸び悩んでいるほか、複数のホテルがあるJR彦根駅周辺とは異なり宿泊施設がほとんどない。
彦根市地域経済振興課の担当者は「(あかり館を)宿泊施設にすることで、夜にキャッスルロードを歩く人を増やし、地域経済を盛り上げる起爆剤にしたい」と話す。
彦根市は活用に向けた検討を進めるため、リノベーションのアイデアや、運営を担う意欲などを民間事業者と意見交換する「サウンディング型市場調査」を実施する。結果を踏まえて宿泊施設として活用できると判断すれば、リノベーションや運営を担う事業者を募る手続きを進める。
彦根市は、建物は無償貸し付けとする一方、改修費用や運営費は事業者が負担することを求めているほか、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が滋賀県内で開かれる2025年度に開館予定とすることなどを条件としている。
調査の参加申し込みは8月中に受け付け、意見交換は8月29日、30日、9月1日に予定。調査に先立ち、あかり館の現地見学会を8月上旬に開く。
問い合わせ: 彦根市地域経済振興課
0749(30)6119
<中日新聞より>