近江日野は近江八幡、五個荘と並んで多くの近江商人を輩出した「日野商人」の町で、戦国武将「蒲生氏郷」を生んだ町でもある。
師走の寒い12月7日(土)、近江商人の町「滋賀県日野町」に3つの老舗銘菓店があると知人から聞いたので早速訪ねた。
今回、3店とも販売している手ごろな「丁稚ようかん」と「どら焼き」を買い、食べ比べをしてみることにした。結果、それぞれ美味しかったが少し甘味、食感に差があった。自分の嗜好に合わせて好みの品を求めると良い。又機会を見つけ別品を食してみよう。
3店舗とも100年以上の老舗であり、これからも日野の和菓子を商い続けて欲しいものだ。
1.伊勢籐
滋賀県蒲生郡日野町松尾5丁目34
創業から100年以上を数える老舗である。伊勢籐は和菓子、イセトウは洋菓子で東近江市に出店している。
↑現伊勢籐(特産店伊勢籐)
↑旧伊勢籐本店
↑旧伊勢籐本店
2.かぎや菓子舗
滋賀県蒲生郡日野町村井1336
嘉永元年(1848年)から続く和菓子屋である。商品は郷土菓子の『いがまんじゅう』『でっち羊羹』をはじめ、季節の生菓子から干菓子まで幅広く取り揃えている。日野町だけの店。
3.氏郷庵かどや
滋賀県蒲生郡日野町大字上野田817
創業100年の老舗店。日野町だけの店。