これは購入時からの、もっと言えば昔に乗っていたVTR1000Fからの課題でもあります。
握力鍛えるんだよ、みたいにいう方がいますがここではスルーさせてもらいます。
そのころは20代後半で、油圧だったVTR1000Fも正直クラッチの握りがちょっとしたツーリングでも後半厳しく、徐々に乗らなくなり手放す重要な一因になりました。またこのことが後に「ガングリオン」へと続いていったのだと思いますし。
そしてこのCBRちゃん、購入時に一番気にしたのはクラッチの握り具合でした。スタイルに惚れ込んでの購入でしたがまたクラッチのことで乗らなくなるのは嫌だったからです。
購入時、ちょうどお店にVTR1000Fもあったので握り比べました。少しですがVTRの方が重かったのを覚えています。
しかし既に私も40代に入り、鍛えているわけでもない私の体はあのころと比べても衰え感があるのは間違いないです。
また先日パッセージさんへお邪魔した際にクラッチレバー側のタイコを覆っているプラスチックが若干傷になっていて、一応これも交換リストに入れておきますとのことでした。(あくまで一応です。)
話にはクラッチレバーの交換で握りが楽になるパーツがあるのは知っていましたが半信半疑だったのでこれまで見送っていましたが、今回はここに手を入れてみようと思いました。
とはいえ「クラッチレバーが軽くなる」パーツですが何種類かあるようですね。
価格は2万円以上・・・決して安い買い物ではありません。が、見た目重視でアコサットのレーシングクラッチAのブルーを選択です。
セール中だったのですがブルーはセール対象になっていなかったです・・・
さてまずはノーマルと握りの位置がどのくらい違うのかを比較してみます。
随分違うように見えますが、これは開梱した状態で比べたレバーの位置で、11段階で調整できるうちの10段階目に遠い位置だった用意ですね。
※ 純正レバーの位置が動いちゃってますね。これでは参考にならないかも・・・
まあこれでも4本指でぎゅっと握る私にはそれほど違和感無かったですが、セット位置はもうちょっと手前にしました。
取り付けに際してタイコをレバーに入れる際にスナップリングを少しだけ開きたいので工具が無いと難しいかも。
ポン付けでいけますが、純正のクラッチホルダーは一度グリップやスイッチハウジングを取らないと抜けないのでグリップを再度取り付けする際に接着剤が必要です。
まずは交換前と後でどう見た目が変わったかのか・・・
まあレバーの色は自己満足の世界ですがブルーにしてよかったと思います。
さてルックスに満足したところでクラッチ調整ですが、若干シビアなのかな?? 他の方の書き込みを見るとシビアとなっているように、エンジン側のナット半回転で結構変わるかな?と思いました。まあでも慣れかも。基本どおりにやって、あとはレバー側のアジャスターで行えば大丈夫です。機械オンチの私がいうのだから。
それよりもエンジン側のアジャスター調整時にカウルを取り外さないとやりにくい事この上なし。若干スパナで傷が付きました。メンテがやりにくいのはフルカウルの宿命ですね。
よっしゃ、終わった~~と思ったのですが、そういえば取り付け説明書をのんびり読んでいるとレバー側のアジャスター部分にカラーの装着が推奨されているのと、これまでクラッチスイッチは無くてもエンジン掛かるしいいや、と思っていたのが急に気になりだします。
カラーは無くてもそれが原因でワイヤーが外れることは無さそうだし、クラッチスイッチも悪影響は無さそうですが、気になります・・・
で、結局購入。
カラーを入れるわけですから再度取り外して、再調整。スイッチも端子を取り付けて接続。バイクの種類によってはスイッチを取り付けるとどこかに干渉する機種もあるみたいですが私のCBR600RR 07 北米仕様には問題なかったです。
どれくらい軽くなったかですが、う~~ん、
2割くらいかな??
軽くなったのは間違いないですが、それを数値にするのはやっぱり難しいです。指三本で握るのはやっぱり難しいって感じです。
それにクラッチの繋がる場所が今までと全然違う。これは調整しだいなのかは分かりませんがちょっとでも握るとその場所が半クラの位置でした。慣れの問題ですがちょっと戸惑いました。
こうしてみると今度はブレーキレバーもアスコット製にしたくなりますが、車検を控えている以上それは無理ですね~。
あと今回バッテリーも交換しました。台湾ユアサ製です。まあ2年持てばいいかなというところですね。