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新型コロナワクチン模擬接種訓練

2021-04-25 19:44:09 | 医療

4月23日金曜13:00より青梅市議会の新型コロナウイルス対策特別委員会が開催されました。私も委員として参加しました。おもな議題は4月17日に行われた新型コロナワクチン模擬接種訓練の報告と質疑応答でした。

訓練は4月17日(土)14:00から河辺の総合体育館第一スポーツホールで行われました。医師会から10名、薬剤師会から40名、市高齢者クラブ連合会から29名、総合病院1名、佐川急便2名、市職員154名、その他6名計242名が参加しました。

当初の接種目標は1時間で100名でしたが、当日の訓練では1時間で61名でした。接種目標を達成できなかったことの一つはスタッフ数に比べて目標数の設定が高すぎたことがかんがえられます。そのほかに課題として受付処理、医師による予診、薬液の希釈,注射器への充填作業、接種済票交付などに時間を要しました。接種を受ける人は上着の脱ぎ着に手間どった人が多くいました。二の腕を出しやすいい服装で出かけましょう。

参加者の意見として、会場案内の表示をを分かりやすくしてほしい、荷物を多く場所が欲しい、でスタンスの取り方が不十分などの意見が出ました。

キャンセルがあった場合は会場の65歳以上のスタッフ、65歳以下のスタッフの順で接種する予定が立ててられています。会場にはタクシーが待機していて、帰路のタクシー利用は1000円まで自己負担、1000円を超える分から青梅市が負担することになりました。接種後に長時間歩いたりすると、アナフィラキシーの症状が出やすい、という報告もあるので、無理しないでタクシーを利用しましょう。

ワクチンは26日に一箱が青梅市に届けられ、5月3日には6箱届く予定です。青梅市の65歳以上の人は約4万人ですので、3%の高齢者が一度接種する分のワクチンが確保されていることになります。

今、立憲民主党都連では、ワクチンを小わけして接種会場まで運ぶ方法が議論されています。RNAワクチンは振動を与えると壊れて効果を失うので、人が手に持って運ぶか、4輪の乗用車で運ぶように計画を変更している区市町村が一般的です。私は特別委員会で指摘しましたが、担当責任者は理解していませんでした。今回のワクチン接種、初めてのことであるとは言え、政府の方針が定まらず、二転三転した結果、肝心の実施母体である市町村が正確に情報を把握できなくなってしまったと言えます。政府の責任が重いと言わざるを得ません。

 

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