青梅市は高齢化率32%と都内でも高く、多摩川の河岸段丘に栄えた町なので、坂がたくさんあります。だから、足腰心肺機能が衰えて、移動に不自由を感じている高齢者がどの地域にもいます。移動困難者を誰一人取り残さない、新しい公共交通を作らなくてはいけません。丘の上の自治会館や、目印になる建物までマイクロバスを通したい🚐、私の夢であり、多くの高齢者のみなさんの要望でもあります。
2023年の統一地方選挙で、私はデマンドバスの必要性を訴えました。現在、市はデマンドバスについて、研究しているとのことです。令和7年度にむけた市長の所信表明でも、実証実験について触れられていました。
移動困難者の誰一人取り残さない公共交通として、市内全域を網羅するデマンドバスにするため、実証実験の案を作りました。
図は青梅市内のJR青梅線の4駅を中心に区域分けし、小作駅周辺をA地域、河辺駅周辺をB地域、東青梅駅周辺をC地域、青梅駅周辺をD地域として宮ノ平駅以西の地域と北部の成木地域をE地域にしました。E地域は広いのですが、人口密度が低く、公共交通も整備されていません。図のように5地域に分けました。
実証実験では、一台のバスを週に6日運行し、火曜日から日曜日までの運行とします。第一週の火曜日はA地域の利用日、水曜日はB地域の利用日、木曜日はC地域と、順次進み、日曜日はA地域にもどります。月曜日は休業日になります。5週間運行すると、全ての曜日を利用経験できたことなります。は全ての区域の人が全ての曜日に利用を体験出来るようにします。実証実験は5の倍数の週行い、さらなる実験をするか、改善の余地はないか、検討する材料にします。利用者数に応じ、区域を合わせて、全体の区域数を減らしたり、分割して、区域数を増やす必要があるかもしれません。
本格導入には5台くらいのマイクロバスを走らせる、と言う案です。
市内の公共交通は決して整備されているとは言えません。90歳近くなっても、生活のため、自動車運転がやめられない人がいらっしゃいます。必要な人は誰でもが利用できるデマンドバスを1日も早く整備運行するのが、大切な仕事だと思っています。
3月6日の一般質問で、市長に提案します。ご意見ありましたら、コメント欄にお書きください。