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青梅市地域防災計画

2021-12-25 16:18:59 | 防災

 令和3年6月青梅市議会の一般質問で、私は青梅市の「地域防災計画」について質問しました。青梅市からの回答は「その問題は既に昨年、(与党の)K等から質問されていていて、、、」とはなから人を馬鹿にしたような前置きから始まる回答でした。ところが、その内容はというと、私は「避難所」について質問しているのに、答弁は「避難場所」についてのものでした。災害の時、住む家を失った人が暮らすための場所が「避難所」で、「避難場所」というのは災害の時、一時的に避難する場所のことです。避難所と避難場所の区別もつかないようでは、4月に就任任したばかりの新人部長とはいえども、余りにも酷すぎます。

 3月下旬に、立憲民主党都連から指示があって、私は「新型コロナ感染緊急事態での避難所運営について」青梅市からの聞き取り調査を行いました。その関連で質問したので、都連に報告しました。すると、「ぬのや議員の質問を良い機会と捉えて、青梅市は地域防災計画の見直しをするでしょう。よい質問でしたね」と経験豊富な事務局の方が励ましてくださいました。

 その後、事務局の方の予言が的中しました。9月市議会で、「市庁舎を避難場所として、議会棟を発熱患者等の避難場所とすることで、議会の承認を得たい」とていあんがありました。避難所どころか、避難場所での発熱患者と健常者の動線分離もしっかり決めていなかったのでした。

 12月市議会では、「青梅市地域防災計画の改定」が提案されました。「補助金をたくさんもらうため、国土強靭化計画に基づいた地域防災計画を立てる」とのことでした。トンチンカンな全然噛み合わない質問が、キッカケで、計画の見直しが行われました。部長昇進で、6月は満面の笑みだった担当部長は、少し暗い面持ちとなりましたが、青梅市の防災計画も一歩前に進みました。選挙が終わったら、「議会一つになって市民のために働きましょう」と、市長はおしゃいますしたが、質問には、まともな回答はもらえません。こんなまどろっこしい形でしか青梅市を変えることができないのか、と感じます。しかし、忖度ばかりの与党の質問では、青梅市は時代遅れになるばかりです。

 2019年4月の統一地方選挙で市議会議員となった私も、1期4年のうち2年半が過ぎ、もうすぐ4年目を迎えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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