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海洋放出において、東電以外の第三者機関のモニタリングの必要性

2023-09-16 17:02:43 | ALPS処理水海洋放出

2023年8月24日、所謂ALPS処理水の海洋放出が始まった。テレビは一斉に、ALPS処理水の安全性を唱え、それ以外の意見を風評と捉える論調に終始している。処理水の中にはトリチウム以外の放射性物質が多数含まれていてのに、半減期が短く、内部被害が軽いトリチウムを前面に出して、トリチウムの後ろに処理水に含まれている半減期が長く内部被ばくの被害が大きいセシウムやストロンチウム、ヨウ素などに人々に注意が行かないように操作している。

立憲民主党は原子力発電自体を廃止するよう主張していているのだが、歯切れが悪いどころか、処理水を汚染水と発言した野村哲夫農水大臣を、政府と一緒に批判し出した。これは不味い、不味すぎる。立憲民主党は文系議員が多く、科学は弱いことは、新型コロナパンデミックで私は痛感していた。

8月25日、東京都連代表として、面識のある長妻昭政調会長が、選挙区の杉並で、国政報告会を開くというので、参加した。長妻政調会長の1時間弱の国政報告の後、参加者の意見、質問時間が設けられている。私は真っ先に手を上げて、発言させていただいた。2019年の統一地方選挙に初出馬した時は、青梅市河辺駅まで応援演説に来ていただいた恩がある、失礼があっては、行けない。私は細心の注意で発言した。

日本は先進国で最も報道の自由がない国とはいえ、処理水の海洋放出に際するマスコミの報道は酷ずぎる。特にテレビは最悪である。政府の言い分は科学的で、それ以外は風評である、と言わんばかりだ。処理水に含まれるトリチウム以外の放射性物質のことは一切報道しない、、、、、、、、、、

私は発言したいことがまだあったが、若い男性秘書にマイクを取り上げられてられてしまった。しかし、続いて発言した男性参加者も海洋放出にはんたいのいけんを述べられた。次に方も反対の意見が続き、これには、長妻さんもお困りのようでした。その後は、マイナー保険証問題などの質問で、予定時間いっぱいまで、参加者と長妻政調会長との意見交換が行われた。

私としては杉並にまで出かけて、満足の行く結果が得られず、連日、海洋放出の安全性の報道を聞いて、腹立たしい思いでいました。大河原まさこ衆議院議員のFBで、福島原発処理水の海洋放出をめぐり9月8日国会閉会審議が 行われることを知りましたが、折しも自分の市議会一般質問と重なり、国会審議を聞くこともできませんでした。後で、長妻政調会長が、処理水放出に際して、東電の検査だけでなく、第三者機関のモニタリングが必要であると発言されたことを聞いて、十分とは言い難いものの「立憲民主党はボトムアップの党」であることを再認識でき、嬉しい思いでした。

 

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