青梅市議会議員 ぬのや和代のページ

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青梅市の公共施設の建設の入札の変化

2024-12-12 12:27:00 | 市議会報告
令和6年12月議会で、建物の建設に関する入札に新しい動きがありました。
給食センター新設工事で、入札を建物建設工事、設備工事、電気工事の三つの入札に分け、美術館改修工事でも、設備工事と電気工事に分けて、工事の価格を下げることで、中小の業者も入札できる様になり、さらに、前払金を払い、資金繰りの厳しい業者も入札できるよう工夫しました。その結果、無事、業者が決まり、市内業者が、青梅市の公共施設建設に参加できる様になりました。
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真実に目を向ける:福島が問いかける未来への選択を、いわき市から考える若者から見た福島原発事故(避難の問題を中心に)

2024-11-04 16:48:00 | 市議会報告
今日もいわき市に居ます。
福島から家族と自主避難した若者の話が聞けました。想像以上に自主避難は難しいことらしいです。

家族、親族に高齢者がいると、介護などの関係から、簡単なことでないようです。そこが大丈夫でも、残る人たちを置き去りにして、自分たち家族だけ、安全な所に避難することに後ろめたさを感じたり、実際に非難されたこともあるそうです。

高濃度の放射線を被爆した事で、健康に不安がある上に、事故を境に原発安全神話が崩壊し、何を信じて良いか、分からなくなったことなど、そういう中で、真実を探し、自分の考えを確立させる、ことの難しさ。特別な事がなくても、悩み多き青春に、重たい荷物を背負わされて、悩む姿があります。

多くの自主避難の方は、福島から住民票を移さないため、病気になっても、保険証が手元にないため、治療が遅れて、癌が手遅れになった人もいるそうです。

福島の災害居住区域は、実際には安全というレベルまで、放射線量が下がっていないため、自主避難をせざるを得ない現実を政府はどの様に考えているのだろうか。
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市長懇談会

2024-10-01 05:43:00 | 市議会報告
市長懇談会

市長からのご依頼を受けて、知り合いにお声かけして、9月30日、市長懇談会を開かせていただきました。

それぞれの方が日頃から感じていらっしゃる市政の問題点をご自分の言葉でお話いただき、間近で市長にお聞きいただけたことは、たいへん有意義でした。「良い会だった。またやってほしい」という声が会場全体に溢れ、「市長も12月にまたやりましょう」とおっしゃってくださり、大変盛り上がりました。20名あまりの出席がありました。







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Today you,tomorrow me 情けは人のためならず

2023-06-16 18:22:00 | 市議会報告
 市議会議議員の仕事をしていると、知らない人からも電話がくる。

 事務所の留守電に切羽詰まったような女性の声で、「電話ください」の一言。
電話を掛けると、日本人と結婚されている70前後の中国人の女性とのこと。ことしのお正月に愛犬が亡くなり、それ以来ペットロス状態らしい。

 友達は皆んな働いてるから、邪魔できない。自分も仕事があれば、働きたいのだか、腰が痛くて,思うように動けない。

 もう日本に30年以上暮らしていらっしゃるというが、日本語は辿々しく、私は聞き取るのに苦労する。国際結婚の厳しさを、感じる。

 お話を聞きながら、私はカナダに住む娘に思いを馳せる。子どもが4歳になり、少し手が掛からなくなって、ホッとした時、鬱病の夫が、離婚を申し出、突然家を出た。
カナダは、離婚率48%と日本比べ10%以上高い。娘にしたら、子どもを連れて日本に帰りたいところだと言うが、バーグ条約があって、承諾なく連れ帰ると、自子誘拐罪で国際手配されると言う。カナダでは離婚の慰謝料は存在しないのだそうで、突然、一人で子どもの世話と世帯の維持を賄うことになった。5年前、心配する私たち両親を振り切って、カナダで結婚した。今更ながらに国際結婚の難しさ,国際離婚の厳しさを思い知る。

 だから、私はこの中国人の女性の身の上が他人ごとには思えてない。介護保険について,ご説明すると、利用してみたい、とおっしゃる。

 市役所の包括支援センターに電話して、介護認定のため、訪問してもらえるように、お願いした。こうやって仕事が出来る事に私は心から感謝した。


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介護の日 フォーラム 「大ピンチ! 介護保険」

2022-10-31 17:43:00 | 市議会報告
  介護保険は3年に一度改定(改悪)されます。2023年の改定案は介護1、介護2を介護保険からはずして、市町村の総合事業に入れ、ケアマネジャー費用を利用者負担にしようとするもので、過去最悪の改定と言われています。アビリティ助け合いNPO.ACTが中心になって、行なわれたパネルディスカッションにzoom参加しました。
 第一部では、現場で介護士として働く人が、お話しして下さいました。
今回、政府は介護の基本料金は据え置いて、加算を加えようとしていますが、加算は介護士の立場からして、記入の手間が掛かり仕事内容が複雑化するため、労働条件の悪化に繋がりかねないようです。
 ①  入浴加算と言っているが、在宅では入浴加算の時間をとると、浴室掃除の時間がなくなってしまう。小さな施設では、水道料金、燃料費が嵩み経営を圧迫しかねない。
 ②通院加算は、医師からの指示を聞く時間は加算の対象となるが、診察室の外で待っている時間は通院加算のお対象とならない。分単位で待ち時間と医師の話を聞く時間を分けて記録するのは精神的な疲れが増す。

など現場で働く介護士さんの声がきけました。

第二部は、政治家のゲストの話と、現場の方とで、討論が行われました。
 ①政府は介護1、介護2を市町村の総合事業に組み込むことで、介護事業者に払う利用料金を低料金化することを目論んでいる。

 ②ケアマネジャーの仕事はソーシャルワークの仕事だから、料金を徴収するのは間違っている。利用が必要な方の利用控えを招きかねない。 

 ③2020年に介護認定にコンプーターが導入されてから、認定のありかたに市町村の格差が生じた。

 ④市町村が利用者に時間を要することを理由に不服申立てをさせないよう指導しているが、これは市町村が、不服申立ての数を減らして、都道府県にいい顔をするための算段で、従う必要はない。

 ⑤現状、介護保険は国費1/4、都道府県に1/8、市町村1/8、で1/2を公費負担となっているが、国費を全体の1/2にまで引き上げてるべきである。

 ⑥そのための財源は法人税を安倍政権の前の状態まで戻すこと、所得1億円以上の方の所得税率を15%まで上げて、住民税を20%まで上げてることで、賄う事ができる。

など、介護保険が登場して、介護の現場が家庭から施設に介護が移ったわけであるが、今また、介護は家庭に戻されようとしている。だからそ、家族への支援がもっと充実しならないでしょう。

以上。





 




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