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青梅市一般会計第9号補正予算に悔いあり(青梅市議会令和3年12月)

2021-12-26 14:19:45 | 補正予算

 青梅市議会12月定例会は11月30日から始まり、12月17日に閉会しました。最終日の17日は一般会計補正予算の採決が行われました。私の頭を悩ませたのは、衛生費の「休日歯科診療輪番制に伴う青梅市歯科医師会への給付金、(1歯科診療所あたり30万円)X 40軒 =1,200万円」というものでした。

 健康センター2階の休日歯科診療所が老朽化したため、青梅市の休日歯科診療所を廃止して、歯科医師会会員の歯科クリニックで、周り番(輪番)で、休日歯科診療を行っていただくための給付金で、青梅市歯科医師会から要求されたそうです。使い道は休日診療に当たっての道案内の看板設置、消毒設備の整備などです。補助金でないので、領収書は不要です。休日診療には歯科医師会に対して一日当たり10万円の委託料が支払われていますし、輪番制になってからも継続して支払われます。

 支給に疑問が残りましたが、補正予算案は、戸籍関係や他の大事な案件と一括されているため、反対できませんでした。次回このようなことがあれば、是非、修正案を出しみたいと思います

 青梅市では夏に、健康センターの隣に新型コロナ対策に関係した国からの交付金で、発熱診療所を兼ねた休日夜間診療所が新設されました。この交付金は歯科関係の施設に使えないため、休日歯科診療所は古いまま、取り残される形になりました。更に休日歯科診療所の利用者は少なく、一人もいない日もあるとのことです。周辺の市町村では輪番制を実施している事もあって、輪番制を始めることになりました。広い青梅市で、痛む歯を我慢して当番歯科医院を探すことのないよう、普段から歯磨きなどのお手入れ、痛む前の歯科検診を実行しましょう。

  

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青梅市地域防災計画

2021-12-25 16:18:59 | 防災

 令和3年6月青梅市議会の一般質問で、私は青梅市の「地域防災計画」について質問しました。青梅市からの回答は「その問題は既に昨年、(与党の)K等から質問されていていて、、、」とはなから人を馬鹿にしたような前置きから始まる回答でした。ところが、その内容はというと、私は「避難所」について質問しているのに、答弁は「避難場所」についてのものでした。災害の時、住む家を失った人が暮らすための場所が「避難所」で、「避難場所」というのは災害の時、一時的に避難する場所のことです。避難所と避難場所の区別もつかないようでは、4月に就任任したばかりの新人部長とはいえども、余りにも酷すぎます。

 3月下旬に、立憲民主党都連から指示があって、私は「新型コロナ感染緊急事態での避難所運営について」青梅市からの聞き取り調査を行いました。その関連で質問したので、都連に報告しました。すると、「ぬのや議員の質問を良い機会と捉えて、青梅市は地域防災計画の見直しをするでしょう。よい質問でしたね」と経験豊富な事務局の方が励ましてくださいました。

 その後、事務局の方の予言が的中しました。9月市議会で、「市庁舎を避難場所として、議会棟を発熱患者等の避難場所とすることで、議会の承認を得たい」とていあんがありました。避難所どころか、避難場所での発熱患者と健常者の動線分離もしっかり決めていなかったのでした。

 12月市議会では、「青梅市地域防災計画の改定」が提案されました。「補助金をたくさんもらうため、国土強靭化計画に基づいた地域防災計画を立てる」とのことでした。トンチンカンな全然噛み合わない質問が、キッカケで、計画の見直しが行われました。部長昇進で、6月は満面の笑みだった担当部長は、少し暗い面持ちとなりましたが、青梅市の防災計画も一歩前に進みました。選挙が終わったら、「議会一つになって市民のために働きましょう」と、市長はおしゃいますしたが、質問には、まともな回答はもらえません。こんなまどろっこしい形でしか青梅市を変えることができないのか、と感じます。しかし、忖度ばかりの与党の質問では、青梅市は時代遅れになるばかりです。

 2019年4月の統一地方選挙で市議会議員となった私も、1期4年のうち2年半が過ぎ、もうすぐ4年目を迎えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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