先日雪かきをしていたら自転車を押しながらの青年とお年寄り女性が話ししながら歩いて来ました。青年は敬語で話していました。
女性は85歳前後かと思います。
我が家の車庫の前で青年が女性に「大丈夫ですか?」と何度も聞いていて「タクシーを呼びますか?まだ大分歩かないと家に着きませんよ」と話していました。
その後女性が「歩く」と言って歩き始めましたが10歩位で立ち止まり辛そうでした。
私は「良かったら車庫の中で休みませんか?簡単な椅子ですが持って来ますので」と言いました。(丁度車庫に車が置いていなくってOK)そして家から簡易的な椅子を持って来て、「私はこれから向かいのスーパーに行くのでゆっくり休んでください」と言いお買い物へ行きました。
そんなに時間がかかる買い物ではなかったのですが直ぐ帰ると気兼ねするのでゆっくり帰りました。帰宅したら帰った様で椅子が玄関に丁寧に返されていました。
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そんな事もすっかり忘れていた一ヵ月後のある日、雪かきをしていたら自転車を押している青年から声がかかりました。
その人から「以前」「車庫」「老人」その他、、で私は亡くなった義母の知り合いかと思っていたら先日会った青年だった事を思い出しビックリ!
当時のお礼を言われました。
そして
私「タクシーで帰ったのですか?自転車は?」と聞くと
青年「娘さんが迎えに来て帰りました。」との事。
私「貴方の自転車は車に入ったのですか?」と聞くと
青年「僕は知らない人なので車に乗らなかったので」とのお返事が。
私「えっ!お孫さんでないんですか?」
青年「いえ!」
私「介護士さんですか?」
青年「いえ!」
私「全然知らない人だったんですか??」
青年「はい!前をおばあさんが疲れた感じで歩いていたので心配で声をかけ、一緒に歩いていたんです」との事でした。そして我が家の前を通っていたとの事。「おばあさんはご家族に電話をしたら迷惑になるから!と言って最初はご家族への電話を控えていた」事も教えてくれタクシーの話をした事などを話していました。
その後、私にお礼を言いたかったとの事で会えて良かったと言ってくれました。
いや~~~今時素晴らしい青年だ~~~!と感心しました。
*そしてこのブログを書いていて思ったのですが私はスーパーで自分の買い物をした後、暖かいお茶を2本買って直ぐ帰って来ると良かったなぁ~と今!反省しました。