先日、お通夜の席でのお坊さんの言葉が忘れられない!
『明日普通に過ごす私達は、亡くなった人が生きたくても生きれなかった明日です。故人の想いを忘れず生きてください』
先日姪のご主人が亡くなりました。
まだ33歳でした。
物静かな温厚な人で、私が最後に会ったのは、お通夜の丁度3ヶ月前に我が家で行った義母の一周忌での時でした。
孫三人と別の部屋でボール遊びもしてくれ、長孫はお通夜の後、次の日は学校なので最後に棺にお別れをしていました。その後「笑っていたよ♪」と私に伝えてくれました。
後日孫に会った時も「病院に行って治らなかったの?気持ちが悪い時は袋を持って来て、気持ち悪い物を全部出せば治るよ」と言ってくれました。
ご主人は自分から緩和治療室を希望したようで病室での気持ちを思うと強い人だな~って思いました。
そして最期まで頑張った様子をお通夜の日、姪やお坊さんから知りました。
お坊さんも親族の写真に入ってくれ、お通夜を過ごす膳の席にも居てくれました。
そんなお坊さんの言葉が一段と胸に響きました。
『明日普通に過ごす私達は、亡くなった人が生きたくても生きれなかった明日です。故人の想いを忘れず生きてください』