limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
たまに、写真も掲載中。本日、天気晴朗ナレドモ波高シ

法で縛っても抜け穴はある

2017年02月17日 13時52分30秒 | 日記
今、国会で残業時間についての審議が続いているが、「上限時間の設定」「罰則化」などと声は上がってはいるが、そもそも「残業は違法」なのだと言う意識が欠けている。労使協定で「各業種・各個人の残業枠の設定」するそうだが、いくら法律での縛りが出来ても必ず「抜け穴」を見出して、長時間労働は「平然とまかり通る」事になるだろう。何度も言うが、残業は本来「あってはならない労働」である。1日8時間、週40時間の法定労働時間をオーバーしてはならないのだ。労使で協定を結んだ場合に限り、残業は認めらるのだが、この「労使協定」こそがクセ物で、企業が従業員を強制的に「違法労働」に駆り出す「温床」になってきた。故に残業時間そのものの上限を国が定めても「豚に真珠」でしかない。「労使協定」を叩き潰さない限り、長時間労働も違法残業も無くなることは無い。企業のトップに対して従業員の立場は「圧倒的に弱い」ことに何ら変わることは無く、労働組合の立場も対等とは程遠い。企業業績の悪化があるたびに、労働組合は「協力」と称して企業の言いなりになり続けて来た。「協力出勤」と言う言葉を聞いた事はないだろうか?赤字転落を余儀なくされた企業が、労働組合と共謀して「勤労奉仕」をさせる事だ。無論、タダ働きで1円も従業員の懐に賃金は入らない。それほど遠くない昔に盛んに行われていた「強制労働」の一環だ。今の法制度の中では無理があるが、当時はごく当たり前の事として受け止められていた。大手がコケれば中小はすぐさま「強制労働」を始める。やがてそれらは「当然の事」になり、暗黙の了解のもと大手が蘇るまで続く。今も昔も従業員は「使われる側の都合」に振り回されてきた。「電通」がいい例だ。2度も同じ「過ち」を繰り返しながら「社会的な制裁・粛清」を免れて、のうのうと存在し続けている。新社長は「2年で抜本的な改革を断行する」と宣言したが、あれは「絵に描いた餅」に過ぎない。内部昇格で社長の首がすげ替わっただけで、組織改革など出来るものではない。「電通」は「3度目の過ち」へ向かって進んでいるに過ぎない。真に改革を謳うならば「外部招聘」での社長交代が行われるべきであったはず。企業体質も組織も何も変わっていない会社が「過労自殺」を防げる訳がない。1日8時間、週40時間の法定労働時間の順守、残業は「違法労働」なので従業員は「残業を考えずに定時間内での効率的な業務を」と謳うのが本来の企業の姿だ。「残業は違法労働」と言う概念は中々理解されないが、人命より優先されるものではないはず。この国から「違法労働」を駆逐することはイバラの道かも知れないが、誰かが声を上げ続けなければ、誰も止められない。「残業は違法労働」。私は声を上げ続ける。体を蝕まれ心を病んだ原因が「違法労働」だったからだ。「電通」にも注目して行く。「3度目の過ち」を犯したときに、今度こそ「社会的な制裁・粛清」の鉄槌を下せるように。

コンプレックス

2017年02月16日 23時15分00秒 | 日記
ド腐れ韓国のテレビで、日本の天皇陛下について語る場合、彼らは必ず「日王」と言う表現を使う。非情の鉄血国家北朝鮮も「日帝」と表現する。要するに、朝鮮半島では「天皇」の2文字は「国家的放送禁止用語」になっているのだ。どうやら「天皇」の「皇」の文字がいけないらしい。もちろん、日本に対する「侮蔑」の表現で、貶めようとする哀れな抵抗なのだが、何故「皇」の文字を頑ななまでに避けるのか?そこには「冊封された属国」の悲哀が関係している。古代から朝鮮半島の王朝は、ずっと中国の王朝を「宗主国」とし歴代王朝の皇帝から「冊封」を受けて、朝鮮半島の支配と交易を認めてもらっていた歴史がある。故に歴代朝鮮王朝は「皇帝」ではなく「王」と称していた。つまり、臣下の礼を取る形で服属して来たのだ。「皇帝」を称せるのは、中国の方であり、臣下である朝鮮半島は一段下の「王」に甘んじてきたのだ。しかし、歴史的な転換点が近代になって訪れる。日清戦争後の「下関条約」によって、当時の中国清朝との間に独立国が必要になった日本は、朝鮮の独立を要求。ここに「大韓帝国」が誕生したのである。彼らにとって夢にまで見た「皇帝」の2文字が使える・称せるようになったのである。彼らは狂喜乱舞したであろうが、欧米列強の前に完全に自分の立ち位置を見失った「大韓帝国」はあっけなく「日韓併合」によって消滅。「皇」に対する「コンプレックス」は決定的になってしまったのである。長らく皇になれなかったコンプレックス。見下していた日本によって皇になれたコンプレックス。いかにも滑稽なコンプレックスのせいで、未だに「皇」に対する「コンプレックス」は消えようとしない。「日王」や「日帝」と報道する哀れ極まるコンプレックスは、恐らく治る見込みはなさそうだ。ド腐れ国家韓国と、非情鉄血国家北朝鮮の「皇」に対する「コンプレックス」は、両国民の全身に染み込んだ「哀れかつ被害妄想的思想」として受け継がれていくことになるだろう。属国根性・傀儡国家が解消されても、コンプレックスは営々と続く悲惨な運命だ。

朝鮮半島

2017年02月16日 14時45分41秒 | 日記
金正男氏の暗殺。異母兄とは言え、権力のためには「あらゆる危険の目」を摘み取ると言うのは、北朝鮮の「常道」なのかも知れないが、あまりにも非情である。金一族が独裁体制を維持する手段として「暗殺・粛清」を繰り返してきた歴史に、また一つの墓標が加わった。最近では、気に入らない側近と見なされれば即座に「粛清」されるようだが、血塗られた「金一族」の系譜は、いつまで続くのだろうか?「ミサイル小僧」の金正恩の鉄血支配は、まだしばらくは揺らぐ事はないのだろうか?恐らく中国が影に居る限りは、傀儡国家としての命脈を保つ事になるのだろう。前にも記したが、中朝国境地帯で最も接近した場所では、河を1本挟んで1キロも無い。そこに在韓米軍が来られては、中国としても困るのだ。例え国際的な非難に曝されても、経済制裁でヘロヘロになっても「緩衝地帯」としての「属国」が必要になる。中国の「ドロ被り」として「金一族」は利用価値がある限り、存在し続けることになるだろう。過去の歴史を見ても、朝鮮半島は中国歴代王朝から冊封を受けて、半島を支配し続けて来た。中国の東の「防衛線」として壁となり、盾になり、中国本土を守って来た。朝鮮戦争の「完全な終結」は今もって果たされてはいないが、軍事境界線を挟んで米中が対峙する以上、北朝鮮は命脈を保たなくてはならない「宿命」を負わされている。悪逆非道の鉄血国家北朝鮮とド腐れ韓国がヨレヨレになっても「共存」するのは、今の世界秩序を保つ意味でも「悪ではあるが必要」なのだ。「ミサイル小僧」の金正恩には、中国が今少し、と言うか強烈な「お灸」を据える必要があるが、ド腐れ韓国はそろそろ「お役御免」になるかも知れない。泥沼のお家騒動の渦中で国そのものが斜陽になった事で「米帝国領」として保護国化される可能性も無くはない。むしろその方が日米にとっては都合がいいのだが。いずれにしても、「金一族」はまだまだ「のさばり続ける」のだろう。

ジェネリック医薬品

2017年02月15日 11時28分35秒 | 日記
後発医薬品、いわゆる「ジェネリック医薬品」だが、日本における普及率は30%前後。先進各国の水準に比べれば、まだ半分にも及んでいない。政府は、歳出抑制の目玉政策としてジェネリック医薬品の普及を謳ったが、普及は遅々として進んでいない。少子高齢化社会を迎えた日本は、医療費の上昇に伴い公的健康保険財政は困難に直面しており、薬価の低いジェネリック医薬品が着目された。政府の資料によれば、ジェネリック医薬品への置き換えが進めば、1兆3千億円程度の医療費が削減できると試算している。政府は、今年中にジェネリック医薬品のシェアを34%まで引き上げ、それにより保健支出を0.4兆円削減する目標を掲げている。OECDは、ジェネリック医薬品のシェアを米帝国なみの84%まで引き上げかつ、価格を10%引き下げられれば薬剤支出を半減できるとしている。未だに認知度が低い「ジェネリック医薬品」について調べていこう。

日本の現状
日本市場におけるジェネリック医薬品のシェアは、30%前後で推移してきた。アメリカ帝国・イギリス・ドイツ・デンマークなどの国では7割近くを占めるのに対して、ブランド嗜好の強い日本の国民性や医療現場において、医師が情報提供が少なく信頼性に不安を感じるジェネリック医薬品よりも、長年の育薬に基づく豊富な情報提供され、ジェネリック医薬品に比べて薬効・供給量の安定している先発医薬品を処方し続けたため、ジェネリック医薬品のシェアは伸び悩んでいる。患者がジェネリック医薬品の処方を希望しても医師が同意しない。または、薬剤品質への不安からジェネリック医薬品への処方を断わる患者がいるなどの理由も普及の妨げになっている。しかも、安定供給が難しいというジェネリック医薬品メーカーの問題の他、材料や製造法が先発品と完全には一致しないことから、効果・安全性の面で必ずしも信頼できないとする医師・薬剤師らの意見もある。こうした医療現場の現状を変えるために、ジェネリック医薬品メーカーや国を挙げての支援・情報開示の努力も必要とされている。

先発医薬品との違い
先発医薬品とジェネリック医薬品では、主成分において違いは無いとされる。このことは生物学的同等試験によって(批判はあるものの)テストされてはいるが、ジェネリック医薬品の副成分(添加物など)や剤形・製法は先発医薬品とは一般的に異なる。これは、物質特許の期限は切れていても製法特許や製造特許は切れていない、またはそれらの期限が切れていても製造工程の細部まで公開されるとは限らない、といった事情がある。また、同じ成分の先発医薬品とジェネリック医薬品で効能・効果が異なるケースがある。これは、先発医薬品が有する用途特許が残っており、それが原因で同じ成分のジェネリック医薬品がその効能・効果を謳えない場合がある。実際に使用した患者や医師からは、効果に違いがあるとの意見がでる事も事実である。これは、薬の添加物や剤形が変わることによって、薬の溶け出す速度に変化が生じたり、有効成分が分解されやすくなったり、副作用がこともある。また、全ての処方薬にジェネリックが存在する訳ではないので、病状によっては先発医薬品での対応となることもある。

実際に服用しての所見
私は、心に問題を抱えている関係上、定期的な通院と服薬がかかせない。自身が処方されている抗精神薬や鎮静剤や睡眠薬には、ジェネリック医薬品が存在する薬もある。薬価的には2~3円程度のコストダウンに留まるが、それでも睡眠薬を1度ジェネリック医薬品に置き換えてみたことがある。結論から言うと「まともな睡眠に到れなかった」ので服用を中止した。やはり、薬の効果が現われ持続する時間とタイミングが合わなかったことが原因だと思われる。個人的には、ジェネリック医薬品に対する信頼度は相対的にまだ低い。微妙な差で睡眠を左右されては困るからだ。コストダウンの幅が2~3円ならば、先発薬から変更する意味合いもメリットもない。ただ、高血圧症を抑える「降圧剤」などの薬であれば、コストダウンの幅も20~30円と大きい上に副作用も少なく、メリットもあるといえる。個人の体質にも左右されやすいこともあるので、一概にジェネリック医薬品を否定することはできないが、ジェネリック医薬品を選択する際には慎重に見極める必要があると感じた。

今後の動向
医療費の総額を抑制していくためには、ジェネリック医薬品の普及がかかせないのは事実だ。だが、現状のジェネリック医薬品の効果や効能には、先発薬との間に歴然とした「差」があるのも事実。医師・薬剤師・患者の3者が連携して「最良の処方」を探し当てる地道な作業がかかせない。メーカーにも「より安心して使える薬」の提供が求められる。限られた中での製剤開発は容易ではないかも知れないが、これからの医療のあり方を左右しかねないジェネリック医薬品は、無くてはならない存在になっていくだろう。飲みやすさと効目の細かな改良を持続して研究していくことをメーカーには望みたい。