ゆうべの今頃は、黄色はばーちゃんと一緒にお二階に上がって来て、ばーちゃんのお部屋に来たけれどストーブが付いていないので自分のお部屋に帰っていったんだよ。
その時はいっつもと一緒で、普通にばーちゃんのあんよにすりすりして、そのままでって行ったのにゃ。
あれがばーちゃんへの最後のご挨拶になっちゃったにゃ(´・ω・`)。
「黄色ちゃんは朝のうちに、市のおじさんがお迎えに来て連れて行っちゃったけど、もうそろそろ帰ってくる頃なんだけど、ばーちゃんやおねーさんよりにゃんのほうが目ざといでしょ?帰って来たのに気が付いたら、すぐにおねーさんに教えてあげてね。」
「わかった。だけど、にゃんが帰ってきたときは誰が気が付いたの?
にゃんが帰ってきたときは、どうしてばーちゃんわかったの?」
「にゃんこ病院からお花が届いて、にゃんの肖像画の後ろに飾って置いたら、その後ろのお花の中ににゃんがいたの。」
「帰ってくるときも帰ってきてすぐも、にゃん何にも覚えていないんだにゃ。
でも、気が付いたら、ばーちゃんがねんねんよしてくれていたの。
だからにゃんは、死んだときとかそのあとがなくって、ばーちゃんにとんとんして撫でてもらいながらきっと死んじゃって、目が覚めたらねんねんよだったんだとおもう。」
「きっと黄色ちゃんもそんな感じで帰って来て、誰かが思い出してくれるのを待ってるんだと思う。
にゃん背後霊の先輩として、面倒見てあげてね^^。」
「うん。もう仲良しさんになれたから大丈夫^^。」