その昔 60年くらい前 ピアノを習っていました。小学校の四年間くらいでしょうか。姉が習っていたので 私も習わせてと無理を言ったのだと思います。
土曜日の放課後 小学校にピアノの先生が来て下さり、習っている子供は、ピアノの上に自分の楽譜を重ねて 順番を待ちます。
初歩の赤バイエルから 黄バイエルへ
それが終わると『ツェルニー、ハノン、ブルグミューラー』の三冊を一曲ずつ進め その後『ソナチネ1、ソナチネ2 、ソナタ…』に進みます。
中学生になり 部活のバスケットの方が性に合っていて ピアノを辞めました。それでも ブルグミューラーの曲は指が覚えています。
同級生の一人は中学生になっても辞めずに 県立高校の音楽科に進み、さらに地元の芸術文化短期大学に進み ピアノ教師になりました。初心貫徹した同級生です。
私の娘二人も同じように ピアノを習わせました。昔と同じように 土曜日の午後 小学校にピアノの先生が来てくれていました。
なまじ親がピアノの経験者だと『こんなことが出来ないの?弾けないの?』と厳しくなり娘達には嫌な思いをさせました。今だから そう言えるのであって、当時は上達させようと一生懸命でした。
ピアノを習った母親は、子供にピアノを習わせない方が良いと思います。娘も孫にピアノをさせる気もないようです。
夫の両親が娘達に買ってくれたスタンドピアノは今の家には運ばず 昔の店の片隅に置いてあります。
先日の『湯平温泉復興応援ライブ』で利用されたようです。役に立てて良かったです。
BS放送の『駅ピアノ』を弾いている人に憧れます。『エリーゼのために』くらいではだめです(*_*)
(先日の再放送は 神戸vol.3 西神中央駅でした。鈴さま、ご覧になったでしょうか?)