美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
現代仮名遣いは意外と厄介です。
小学校の漢字ドリルで、読み仮名をつける時、
- 王様 → おうさま
- 大きい → おお(きい)
- 通り → とお(り)
- 氷 → こおり
と書かなければなりませんでした。
「お」とするのか「う」とするのか、悩むこともあるのではないでしょうか。
特に「通り」は「とう(り)」と書く人をよく見かけます。
では、「鬼灯」の読み仮名はどうなっているでしょうか。
こちらの植物を道端で見つけて、名前を調べた時、思わず唸りました。
「ニカンドラ」というナス科の園芸種であります。
別名「オオセンナリ」とか、「黒実ホウズキ」、あるいは「センナリホオズキ」というそうです。
※https://flower365.jp/16/868.html を参照のこと。
さて、「鬼灯」は「ホウズキ」なのか、それとも「ホオズキ」なのか。
一応、正解は「ホオズキ」であります。
「ホオズキ」の語源については以下の通り。
- 実が人の頬の紅色に似ていることから、「顔つき」や「目つき」などど同じ用法で「頬つき」からとする説。
- 果実から種子だけを取り除き、皮だけにしたものを口に入れて膨らまして鳴らす遊びがあることから、「ほほつき(頬突き)からとする説。
- 「ホホ」というカメムシ類の虫がこの植物に集まってくることから、ホホがつく意味とする説。
- 実が火のように赤いことから、「ほほつき(火火着)」からとする説
等々。
(サイト「語源由来辞典」より)
昔の仮名遣いで「オ」と読む「ホ」は現代では「オ」で書くルールがあるのだそうです。
故に「ホオズキ」。
故に「ホオズキ」。
こんな植物もあるのか、と興味を持って調べた植物でしたが、国語の勉強になりました。
なお、黒い実には毒があって、食べられないそうです。
(お気を付けください。)
なお、黒い実には毒があって、食べられないそうです。
(お気を付けください。)
<参考資料>
読み仮名をつける時、「ズ」なのか、それとも「ヅ」なのかも迷う時があります。
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