ウォーキングを続けるコツは、ウォーキングが「楽しい」と思えるかどうかです。
旅行をするつもりで近場の街を歩いてみてはいかがでしょう。
最近は観光マップを用意している自治体も増えました。
たくさん歩けますよ。
月に2回しか開館しない資料館が札幌にはあります。
「北海道鉄道技術館」(東区)であります。
こちらの建物は明治43年(1910)に苗穂工場の用品倉庫として建築されたもので、工場最古のものだそうです。
鉄道のことはよく分からないのですが、こちらは「札幌ふるさと文化百選」や 「北海道遺産」、札幌苗穂地区の工場・記念館群として「近代化産業遺産」、「準鉄道記念物」などに認定されており、北海道や札幌だけでなく日本の近代化の歴史を知る上で欠かせない貴重な資料を所有しています。
入口は工場正門。線路の北側であります。
月に2回しか開館しないのに、開館時間はたったの2時間半。
札幌市街から来て寄ってみたら、開いていたなんて言ったら、相当強運の持ち主でありましょう。
札幌に住んでいるのであれば、一度は足を運んでみたい資料館であります。
正門を抜けたら受付のため、すぐそばの事務所で受付を。技術館の場所も教えてもらえます。
記念館の前に展示された「C62」。国内最大の蒸気機関車であります。
通称「シロクニ」。
通称「シロクニ」。
「C62 3」は昭和23年6月18日、日立製作所笠戸工場で造られました。
D52形ボイラーとC59形走行装置が使用された機関車。
戦後、旅客輸送で活躍しました。
引退、復活を経て、平成7年(1995)11月3日、運転を終了しました。
最後は「ニセコ号」として活躍しました。
最後は「ニセコ号」として活躍しました。
運転席も開放されており、中の様子をじっくり拝見することができます。
細かい器具が並び、操作が大変そうですが、子供たちには大変ロマンが感じられるようでして、夢中になっていじくっていました。
「C62」は「準鉄道記念物」に指定されています。
記念館の中に入ります。
屋内にも運転台が設置され、中を見学することができます。
上写真は北海道初の特急気動車「おおぞら」。
屋内にも運転台が設置され、中を見学することができます。
上写真は北海道初の特急気動車「おおぞら」。
こちらは苗穂工場で改造製作されたリゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」。
気動車運転コーナーもあります。
恐らく、ものすごい量の資料が展示されているのだと思いますが、
何がどうすごいのか、知識がないのでよく分からないことが非常に悲しいところであります。
何かテーマを作って、それの展示を行えば、資料も活かされ、日本の鉄道技術のすごさをたくさんの人に理解してもらえるのではないかと思うのですが、
月2回しか開館できない事情を考えると、なかなか難しいことなのかもしれません。
せめて、もうちょっと解説があると助かるのですが…
私も、もうちょっと鉄道の勉強をしようと思いました。
私にとって一番興味を引いたのはこちら。昔のガイドブック。
中味を拝見してみたかったです。
中味を拝見してみたかったです。
記念館を出ると、操業をお休みしている現役の工場の建物群。
ここで、今見てきた物が製造されて来たのかと思い、猛烈に胸が熱くなりました。
この前乗った「スーパー北斗」もこちらの工場で製作されたのでしょうか。
JR北海道が進む道は決して平坦ではないと思いますが、やはり鉄道は大事。これからも頑張ってほしいと思いました。
JR北海道が進む道は決して平坦ではないと思いますが、やはり鉄道は大事。これからも頑張ってほしいと思いました。
なお、駐車場の所には苗穂工場製作の「D51」も展示されています。
こちらもお見逃しなく!
※「+」のところが工場の正門。
<参考資料>
- ウィキペディア「国鉄C62形蒸気機関車」、「国鉄C62形蒸気機関車3号機」
- 北海道鉄道技術館リーフレット
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(コメント、感想用ではありません。)
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